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仏教と儒教の関係

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最近たまたま儒教について調べました。

儒教には先祖が自分を助けてくれるから敬い大事にするという教えがあるそうです。

仏教でもお葬式などの際にそのような話をされたような記憶が薄らあるのですが、これはたまたま釈迦の考えと孔子の考えに共通点があったということなんでしょうか?

また輪廻転生するのであれば先祖は既に別の生き物としての人生を歩んでいるはずで、助けてくれる先祖と輪廻転生した先祖で2つに別れると言うことなんでしょうか?

先祖が助けてくれる ということと輪廻転生自体が相反することを言ってるいるように感じました。

仏教を否定している訳ではなく単純な疑問なのです。
時代によって少しずつアップデートされたということなのかもしれませんが、この点を現在のお坊さんはどのように解釈しているのでしょうか?

2024年2月3日 3:34

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

藤本晃『功徳はなぜ回向できるの?』国書刊行会

とか、誓教寺ホームページ
https://seikyoji.jimdofree.com/
のオンライン冊子『供養ってなに?』とかに書いておりますが、
 釈尊が、悟りを目指すだけでなく、先祖供養にも意義がある、と、説明しています。
 儒教の観念が中国で仏教に混ざって日本に伝わった、というのは、今や都市伝説ですね。

2024年2月3日 14:55
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有り難し
おきもち

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