始めまして、釈心誓と申します。
浄土真宗本願寺派の僧侶です。
若輩浅学の身でありますが、多くの方のお支えの中で日々精進しております。
仏教には、「私が知らないことを仏様から聞かせて頂く」という大切な側面があります。
聞かせて頂くのは、仏様の智慧であります。
今まで仏様のご縁が遠いと感じておられた方が、少しでも仏法に触れるご縁になれば幸いです。
浄土真宗のお話をします。
お墓参りは、自身のご先祖のお遺骨が安置してある場所へ行き、故人を忍び、故人を後世に伝えていく場所です。
『お墓参りに行けていない』ということで、いわゆるバチが当...
愛別離苦は愛するものと別れ離れる苦しみ。
人生でもっとも大きな苦しみの一つだとお釈迦さまがおっしゃいます。
この苦しみ悲しみは同時にそれだけ愛しい人がいた証です。
恋愛は何度したってかまい...
修行をする宗教もあるでしょう。
祈る宗教もあるでしょう。
浄土真宗はお聴聞をする宗教です。
私もできるだけお聴聞しています。
問題の解決はお聴聞ではできないかもしれません。
しかし、解...
私は父を早くに亡くし、母子家庭で育ちました。
小学生だった私を母は女手一つで一生懸命に育ててくれました。
決して優等生ではなかった私は母親には沢山迷惑をかけました。
ここにはかけないような...
親は常に子供の幸せを考えています。
子供の幸せを思って浪人生となった娘さんを支えているのだと思います。
素直に今の想いを言ってみてください。
きっと状況は変わります。
親御さんが「も...
ここに相談している時点で誰かに止めてほしいのでしょう?
やめておきなさい。
あなたが私の友人ならば、ぶん殴っていますよ。
確かに、あなたは「妻」か「彼女」と選べるかもしれません。
でも生...
まず、金銭を稼いでいないから働いていない訳ではありません。
専業主婦はかなり重労働だと私は思っていますよ。
将来の不安についてですが、さまざまな方法論を知りましょう。
仏教は「教」→「...
いい歳の大人が七カ月で4回も別れていることは普通ではありません。
彼のいいところをいくつか挙げておられますが、45歳の男性において特別でなことではないように思います。
やり直したいと思ってい...
浄土真宗の立場でお話しいたします。
「死んだら極楽浄土へ往生する」という話は聞いたことがあるかもしれません。
その話には続きがあります。
「往生」とは「往って生まれる」ということで、浄...
仏教は輪廻を説きます。
ただしそれは人から人へ生まれ変わるだけではありません。
「梵天」「人間」「地獄」「餓鬼」「畜生」「修羅」の6種類を生まれ変わります。
どうやって決まるかは己の業(行...
『私はD子が嫌いだ』でいいと思います。
そこに納得ができない理由は『私は優しい人で人を憎むことなどないんだ』というおごりがあるのではないでしょうか?
人はそんなに優れていません。
誰し...
私はお寺の長男として生まれたので小さな頃から「このお寺を継ぐのよ」と言われて育ちました。
お坊さんになることは不思議と抵抗がありませんでした。
おそらく小さな頃からの刷り込みだと思います。
...
亡くなった人とは永遠の別れではありません。
仏説阿弥陀経には「俱会一処」と説かれています。
いのち尽きた後に「一つの処で俱(とも)に会える」と言う意味です。
その場所が極楽浄土であります。...
仏教はそのようなことを問題にしませんので安心してください。
写真は写真、遺品は遺品です。
それ以上の何かにはなりません。
こちら側の感情としては、様々な意味合いを持たせることはよくある...
私は広島の浄土真宗の僧侶です。
葬儀の場合、参列が多く香炉の数が少ないと、読経中に焼香が終わらない場合があります。
事前の葬儀社との打ち合わせで、時間配分をすり合わせますが、どうしても読...
「内は愚にして、外は賢なり」とは親鸞聖人のお言葉で、仏様がご覧になった真の私の姿は「内面は愚かなのに、外見は賢者のように振舞っている」というお示しです。
AさんよりもBさんが好き。
だか...
浄土真宗の立場でお答えします。
悟りは仏様の境地なので、人間が体得することはできません。
「成仏する」=「悟る」ということなので、悟ったけど仏にはなっていないということはありません。
...
>寺が一般家庭であることを、お寺の当事者のみなさんはどう思われているのですか?
>日本人の仏教離れの一員が、お坊さんの俗世化にあるとは思われませんか?
問題があると思っています。
仏...
私は浄土真宗の僧侶ですが、浄土真宗以外の宗教を信仰したいと思いません。
過去はそうでもなかったんですが今は全くぶれないです。
それは選んだという言うより、他が廃れたという感じです。
自分に...
浄土真宗における関東の大きな拠点となるお寺です。
金(朝・昼・晩)・土(朝・昼)・日(朝・昼)には布教師による法話が聴聞できます。
本堂へ上がって静かに座っているだけでも心落ち着くものがある...