hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

子どもが生まれた日

回答数回答 4
有り難し有り難し 194

いつもお世話になっております。

今まで日和を気にしたことはあまりなかったのですが、子どもが生まれてから少し気になるようになりました。
というのも、長女が生まれた日は仏滅、次女が生まれた日は赤口でした。二人とも日が悪く、気の持ちようかもしれませんが、少し気になっているので、お坊さんからのアドバイスをいただけるとありがたいです。


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 4件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

六曜なんて迷信ですし、仏教とは関係ありません。

大安に結婚しても離婚する人はいるし、
大安に亡くなる人もいます。
広島ではほぼ無休で火葬場が稼働しているから、
友引でもお葬式しますね。

六曜は6パターンしかないけど、
人間の運命が6パターンしかないなんて
あり得ないですよね。

調べたら、
私も仏滅生まれでした。
もちろん良いことも悪いこともあった人生ですが、
それは仏滅のせいなんかじゃ絶対無いです。
だから安心して六曜を無視してください。

{{count}}
有り難し
おきもち

和田隆恩
 浄土真宗(大谷派)/広島県広島市/17世住職。  1967年京都市生ま...
このお坊さんを応援する

お誕生おめでとう、生まれてくれてありがとうの日

良時吉日・方角・画数・風水・ラッキーアイテム・パワーストーン…

人間が作ったルールに人間が囚われて苦しんでいます。

かげがえのない命が生まれたというその日を無条件に喜び祝うことはできないでしょうか?

さわさんが何にこだわるかは自由です。でもお子様はきっとその姿を見ています。

さて、お子様にどのように育ってほしいでしょうか。

私ならそういうものから解放されて自由にのびのびと育ってほしいなあと思います。

{{count}}
有り難し
おきもち

はじめまして。北海道の片田舎の農村のお寺で住職をしております。 人生...
このお坊さんを応援する

仏教には忌みということなし

今晩は。私は浄土宗で、この言葉は浄土宗の元祖様、法然上人の言葉です。鎌倉時代も、色々と心配事や悩みはあったようで、問答集も作られました。その中に出てくる言葉です。
「仏教には」と仰っており、「その他」は神道をベースにする「日本の常識」を指すのだろうと思います。
「二人とも日が悪く」と書かれていますが、何か思い当たりがあるのでしょうか?それとも逆に「仏滅だから悪いことが起きる」と漠然と恐れているのでしょうか?
気になる、と相談されているのに恐縮ですが、「現実に起きていることから心配されたらいかがですか」というのが私からの答えです。「子どもに何か悪いことが?」よりも「咳をしていたけれど、寝冷えしたかしら?」の方が大切な問題であると思います。

{{count}}
有り難し
おきもち

一般大学(一般的でもないが…)から大正大学の史学コースへ。そののちお寺。坊...
このお坊さんを応援する

むしろ良い日しかない

六曜もタロットも星座占いも干支占いも姓名判断も風水占いも吉凶おみくじも手相占いも六星占術も動物占いも血液型占いもこっくりさんも丑の刻参りも黒魔術も陰陽師も神のお告げも(あれなんか変なの混じってきたぞ)何もかも…

縛られるものではなく、
利用するものです。

世の中の大半の人は、ここを間違えてる。
そういうの、他にもよくあります。

毎日が新鮮!超ハッピー!盆と正月が一緒に来た!鴨が葱を背負って来た!イチフジニタカサンナスビ!
妙な拘りを無くした毎日は、自ずとこんな風に見えてくるものです。いや、むしろ元々そういうものなのですこの世って。

{{count}}
有り難し
おきもち

現代は実に「背負い込んでる」人が多いと思う。 別に自分が背負い込まなくて...
このお坊さんを応援する

質問者からのお礼

ご回答ありがとうございます。
帝王切開で生んだ友達が、手術するのを大安の日を選んだと聞いて、やはり日和がいい日のほうがいいよね…と思い、我が子の出生日を見たら二人とも悪かったので気になっていました。
今回アドバイスをいただき、もう気にしないようにしたいと思いました。
娘たちの出生した日を無条件によろこび、目の前で実際に起こっている問題を重視していきたいと思います。
ありがとうございました。

「仏教全般」問答一覧

良い人・優しい人が損する理由

YouTubeのオススメに「良い人・優しい人が損する理由はこれです」みたいな動画があったので、とりあえず観てみました。その動画には「ブッダの教え」というサブタイトルが付けられていました。 優しさと思いやりが、いいように利用され苦しむ主人公の話でした。 その後、主人公が見つけた答えは、 ①「自己尊重と他者への尊重のバランス(自分自身と他人の間に健全な境界線を引く)」 ②「自分の気持ちや考えを尊重してもらえない関係は健康的ではないと理解しそのような関係とは距離を置く」 ③「支援や協力が真に価値を持つ場合にのみそれらを提供するようにする」 というものでした。 私にはとても良い話に感じましたが「我を無くす」から遠のいてるようにも見えて、この話をどこまで鵜呑みにしていいのか迷っています。 「ブッダの教え」とありますが、この動画に出てくる登場人物名や逸話をネットで検索してもそれらしいソースが見つかりませんでした。 (生きにくさを抱えた現代人向けの創作?) ここでお坊様方にお聞きしたいのは①②③は仏教的に見て、実行しても大丈夫な内容でしょうか。 またお坊様方の考えなどもお聞かせ頂けたらと思います。 よろしくお願いします。 補足です。 私は優しさ・善良さとは程遠い人間ですが、周りではよく聞く話だったので、このテーマに関心がありました。

有り難し有り難し 9
回答数回答 1

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ