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【お坊さんと話そう】第7回hasunohaオンライン交流会を開催しました🍇

 2021年10月23日、第7回hasunohaオンライン交流会を開催いたしました!
「まったり僧ダン」の回答僧は、Kousyo Kuuyo Azumaさん渡部仁海さんです。“自分が不安に感じていること”をテーマにお話し頂きました。

 今回の参加者は5名。初めにお坊さん1名と参加者2~3名ずつのグループに分かれトークタイムが始まります。皆さん普段はなかなか口に出来ない心の内をお話しくださり、“もっとお話ししていたい”というお声も多く頂きました。

 “自己肯定感が低い”とお悩みの方に、他の参加者の方から温かいお声掛けがあり素敵なコミュニケーションが生まれました。ご参加頂いた方々に心よりお礼を申し上げます。

 開催後のアンケートでは「hasunohaの交流会は、参加者が安心して本音を吐露できる貴重な場です。 私は2回目の参加でしたが、また参加させていただきたいです。」

 「他の参加者の悩みを聞くと、皆いろいろあるんだなぁと実感します。自分だけではないと分かるだけで少し救われます。」

 「自分なんてダメだと思っていましたが…他の参加者の方がかけてくださった言葉から、狭い環境に基づいた考えで自分を判断していただけで、認めてくれる方はいるんだと分かりました。」など、ありがたいご感想を頂きました!

苦しい気持ちをこまめに話す ‐ Kousyo Kuuyo Azumaさん

 身近な人の自死をご経験された方。
「死を話題にできるところがありません。ひとりで抱え込んでしまっていて本当に辛いです。」 

 地域で行われている自死遺族の会にも参加されたそうですが、雰囲気が明るすぎて合わないように感じたとおっしゃっていました。

 自死・自殺に向き合う僧侶の会にも携わられているAzumaさん。
 「自死遺族という同じ立場であっても、考え方は人によって全然違いますよね。なんとか前向きに乗り越えていこうとする方もいらっしゃいますし、長い時間を経たとしても悲しみの中にいる方もいらっしゃいます。自死遺族の会は数々存在しますが、会によってもそれぞれの色があります。

 何より必要なのは、お気持ちをこまめにお話頂くことです。死についてのお話はタブーにされてしまいがちですが、苦しいお気持ちを溜め込んでしまうのはとても危ない。よく“時間が解決する”という言葉を耳にしますが、あくまで個人差のあることです。時間だけで前に進むことは難しいのです。

 大切な方の存在を語り、やるせない感情を言葉にして、ご自身の苦しみを少しずつ少しずつ弔っていくことが必要です。」

 参加者の方は、渦巻き絡み合った複雑な感情をひとつひとつ言葉にしてくださいました。“もっと何かできなかったのか”というご自身に対する怒り。“どうして死を選んでしまったの”という亡くなられた方へのやるせなさ。世の中は変わらず動いていて、寝れば次の日が始まってしまう日々の恐怖。

  「亡くなった場所の近くを通ることが出来そうにない。自分がどうなってしまうかが分からずただただ怖いです。」というお言葉が印象的でした。身近な方の自死をご経験された方にしか語ることのできない感情があるのだと感じました。

弱みを見せ合える関係を築く ‐ 渡部仁海さん

 渡部さんのお部屋では、世の中の風潮が話題に。近年、迷惑行為を撮影した動画がSNSで頻繁に上げらています。“深夜に近所から聞こえてくる騒音に悩まされている”という参加者の方もいらっしゃいました。

 講師業をご経験されている渡部さん。
 「“悪いことがうける、かっこいい” という考えは新しいものではありませんよね。時代によって形は変わっていくけれど、どの世代にも一定数は在ると思います。悪意を持って人に迷惑をかけることは、結局は自分にリスクが返ってくる行為です。

 けれども、それを理解し実感できるような教育や経験を得られていない場合も多いと感じますね。周りのことを考えず本能的にストレスを発散してしまったり。行き過ぎた個人主義は、他人の権利をないがしろにしてしまいます。

 子供に教える経験をする中で、本音を聞いてくれる存在の大切さはひしひしと感じてきましたね。教える立場で接する時、つい、大人として見られなければと構えてしまうこともありました。ですが案外、積極的に弱みを見せた方が良い関係を築けたりします。

 何歳になっても人間は完璧ではないよ、失敗も大切なことだよと。馬鹿にしないで聞いてくれる相手が居ることで、心の内を打ち明けてくれるのです。」

 深く考える間もなく発信できるSNS。“自分を人に見てほしい” “特別な存在でありたい”そんな思いがズレた形で現れている投稿もあると感じます。なんて馬鹿なことをと切り捨てるのは早いですが、何故そんなことをしてしまったのかという部分に改善のヒントがあるように思います。いいね!の壁を越えて向き合ってくれる存在が必要なのですね。

次回僧ダンは、よりじっくりと

今回 ”一時間では時間が少し短く感じた” というご意見を多く頂きました。そのため次回は一時間半のお時間を設けてみようと考えております!
ご興味をお持ちいただけましたら、ぜひ次回にご応募ください。

▶▶hasunohaオンライン交流会では今後も様々なかたちで、コミュニケーションによる気づきの場を提供したいと考えております。「このお坊さんとお話したい!」「こんなトークテーマがいいな」など、ぜひ皆さまのご要望をお寄せください😊
次回以降のhasunohaオンライン交流会の要望を送る
たくさんの方からご回答を頂きありがとうございます!まだまだ受付中です!

▶▶オンライン交流会の他に、hasunohaの個別相談やお坊さんとお話しできるイベントなどもございます。ご興味をお持ちいただけましたら、ぜひご利用ください。
◆hasunoha個別オンライン相談(お好きなhasunoha回答僧を指名してご相談いただけます)
◆坊主カフェ@オンライン(hasunoha回答僧の秋山智さんが運営をされている、ごゆるりとお坊さんとの会話を楽しめるイベントです)

 最後までお読みくださりありがとうございました❁

文・hasunoha編集部
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