「死にたい人放っておけない」相談者の悩みに寄り添い続ける回答僧・中田三恵住職
和歌山県にある令和の駆け込み寺。教善寺の中田三恵住職のご活動をヤフーさんにドキュメンタリー映像化してもらいました。
hasunohaでも優しく包み込んでくれるような回答に、聞いて欲しいと相談者が殺到する中田三恵住職。
こんな優しいお坊さんに話を聞いてもらったら、心が温まってきます。話し方や寄り添い方がとても温かいんです。
死にたいほど辛い人に生きるきっかけとなる映像を作りたい。ヤフーからの打診
GW真っ最中の5月初旬。ヤフーさんからhasunohaに届いた1通のメールがきっかけです。
子どもたちの自殺件数が増える8月末〜9月頭にかけて、自殺予防につながるような映像と記事を届けたいと思っています。つきましては、hasunohaのご住職に取材を相談させていただけないでしょうか?死にたいほどつらい思いを抱えている方へ、踏みとどまるきっかけを作れたらと思っております。
この話をもらって、すぐに頭に浮かんだのが中田三恵住職。丁寧に、地道に、ゆっくりと相談者と伴走する姿をずっと見てきた事務局としては、ぜひご紹介したいとヤフーさんと中田住職の打ち合わせを設定。ヤフーさんからぜひ取材したいとドキュメンタリー化が決まりました。
hasunohaでのご縁がきっかけで数年間やりとり
中田住職は、hasunohaのQ&Aを通してご縁のできた相談者さんとメールやLINEを通じて、個別にやり取りされている方がたくさんいます。その中の数年越しのメールのやりとりをしている方(30代女性)と、今回のドキュメンタリーで念願の対面(スマホで挨拶)がかないました。
ネットでのやりとりから、リアルのやりとりに。相談者さんは、中田住職のことを「命の恩人」だとおっしゃっていました。
ネットのQ&A。見ず知らずのお坊さんから温かい回答をもらう。それで終わるわけじゃなかったんです。そこから個別のやりとりが始まり。つらいときには伴走してくれる中田住職に、一度もお会いしたことはないけれど、深い絆ができあがっていったんだなとドキュメンタリーを見て温かい気持ちになりました。
どこにいようが、距離を超えて本当に素晴らしいお坊さんとやり取りできる時代になったのですね。
こんな素敵な出会いをお手伝いできたことを、hasunohaもとても嬉しく思っています。
スマホ越しに初めて会った相談者さんに、「会えてうれしい。画面を撫でてあげたい」と優しくなでなでされている三恵さんがとても温かく素敵でした。
ヤフーさんに感謝
映像が無事アップされた後、ヤフーさんにお礼のお電話をしました。数か月にわたる丁寧な取材、細部までこだわった映像編集をしていただいたと知って、大変だった裏話もお聞きして感激しました。
「中田住職をご紹介いただいてありがとうございました」とお礼をもらったことが嬉しく、よいお仕事だったなあと今日は自分へのご褒美のチョコレートを半分食べようと思っています。
中田三恵住職について
◆こちらから、無理に聞き出すことは致しません。
言いにくいこと、言えない気持ちも大切にします。
あなたのお気持ちのままに、ゆっくり待ちながら、その気持ちを大切に受け止めたいと思っています。
◆自死で大切な人を亡くされたり、死別により 死が受け入れられなかったり、心の整理がつかない方へ。30分ずつでも、オンラインで定期的に気持ちに向き合っていきませんか。吐露したり泣ける時間も、大事なグリーフケア 。
お坊さんとオンラインでお話してみませんか?
hasunohaには、苦しみに真摯に向き合ってくれるお坊さんがたくさんいます。そんなお坊さんと、個別にお話してみませんか?
話したいお坊さんがいれば指名もできます。誰と話せばいいかわからないときは、あなたのお悩みにぴったりなお坊さんが事務局がおすすめもしますよ。
プレスリリース