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南都 十輪院
ホームページ http://www.jurin-in.com/
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お寺の紹介
十輪院について
寺伝によりますと、当山は元正天皇(715-724)の勅願寺で、元興寺の一子院といわれ、右大臣吉備真備の長男・朝野宿禰魚養(あさのすくね なかい)の開基とも伝えられています。
沿革の詳細は明らかではありませんが、鎌倉時代、無住法師の『沙石集』(1283)では本尊の石造地蔵菩薩を「霊験あらたなる地蔵」として取り上げられています。
室町時代の末期までは寺領三百石、境内は1万坪の広さがあったようですが、兵乱等により、多くの寺宝が失われました。しかし、江戸時代の初期には徳川家の庇護を受け、寺領も五拾石を賜り、諸堂の修理がなされました。明治時代の廃仏毀釈でも大きな打撃を受けましたが、現在、当山の初期の様子を伝えるものとして、本尊の石仏龕、本堂、南門、十三重石塔、不動明王二童子立像、それに校倉造りの経蔵(国所有)などが残っています。
近年は、昭和28年本堂の解体修理から、平成8年防災施設の完成により、諸堂宇が整備され、境内は寺観を整えることができました。
ドイツの著名な建築家ブルーノ・タウト(1880-1938)は、1933年より1936年まで日本に滞在し、その間多くの日本建築を見て回り、日本美の素晴らしさを世界に広めました。中でも桂離宮を称賛しました。
十輪院については彼の著作『忘れられた日本』(中公文庫)の中で、「一般に外国人は、官庁発行の案内書やベデカーなどに賞賛せられているような事物に、東洋文化の源泉を求めようとする。しかし奈良に来たら、まず小規模ではあるが非常に古い簡素優美な十輪院を訪ねて静かにその美を観照し、また近傍の素朴な街路などを心ゆくまで味わうがよい。」と述べています。
森鴎外(1862-1922)は軍医でありながら、小説家としても有名ですが、帝室博物館の総長時代、奈良に来ては古い寺々を巡っていました。短歌も好み、『奈良五十首』を詠んでいます。その中に、「なつかしき十輪院は青き鳥子等のたずぬる老人(おいびと)の庭」という歌があります。
主な年中行事
日時:毎年1月28日 午後1時〜4時
祈祷料:一般祈祷 2,000円、特別祈祷 10,000円
一願不動尊(重要文化財)の前で1年間の無病息災やいろいろな願い事を祈願いたします。駐車場に大きなテントを張り、開運甘酒・コーヒー・日本酒・お茶・お菓子などを無料接待いたします。※毎月28日も、ごま祈祷を執り行います。
【花まつり】
日時:<毎年4月第2日曜日>
午後1時〜2時 釈迦誕生仏に甘茶の潅仏、
午後2時〜 イベント
供養料:志納
子供たちが中心の行事です。誕生仏を通して「命の大切さ」「かけがえのない自分」の意味を分かり易く説明できるいい機会です。楽しい趣向を用意しています。お子様・お孫様連れでお参りください。プレゼントも用意しています。「なーむくん」も参加します。
【地蔵盆法要】
日時:毎年7月23日 午後6時〜7時 法要、午後7時〜8時 住職の法話
参加費:志納
本堂(国宝)の軒下に多数の提灯を吊り境内をライトアップし、幻想的な雰囲気の中で法要を行います。ご本尊のお地蔵さま(重要文化財)は、悩み苦しむ人をもれなく救ってくださいます。現世にあってはさまざまなご利益を授けてくださり、また来世においても極楽浄土に導いていただける、じつにすばらしい仏さまです。
【施餓鬼法要】
日時:毎年8月1日 午前8時30分〜正午
塔婆料:施餓鬼 6,000円、大施餓鬼 8,000円、特別大施餓鬼 10,000円
※お申込みは6月末日までに塔婆料を添えてお申し込み下さい。
餓鬼道という飢えの世界に落ちて苦しんでいる者たちに食べ物を施すための法要です。自分のご先祖さまが餓鬼道に落ちないように、また落ちているかもしれないご先祖さまを救うために多くの僧侶とともに塔婆供養をします。それとともに生きている私たち自身も飢えの世界に趣かないように、あらゆる生き物に感謝の意を表し、自身の生命を大切にし、長寿を願うという意味もあります。当日はおいでいただいた方から順番にご供養いたします。ご来山できない場合でも供養させていただきます。
【十夜法要】
日時:毎年11月14日 午後2時〜3時 法要、午後3時〜4時 住職の法話
参加費:志納
十夜法要はかつて十日十夜にわたり行われていたことから、略して「お十夜」と呼ばれるようになりました。この時節は実りの秋です。新しく収穫された新米や果物、野菜などをご本尊様にお供えし、一年の感謝の意を表し、ご本尊様のご加護をいただきます。当日は皆さま方の五穀豊穣、子孫長久、家庭円満、病気平癒、事業繁栄などをお祈りします。
みんなのお寺 十輪院仏教相談センター
近くに寺があっても「よその寺」「知らない寺」といった感覚があります。菩提寺が分かっていても、ほとんど行ったことがない、住職に会ったことがないという人も増えています。
宗派にこだわらず、だれでも気軽に、しかも入りやすく、行きやすく、そしていつ行っても僧侶が温かく迎えてくれる、そのような寺を実現したのが「みんなのお寺」です。
お寺でできること、つまり朝夕の勤行、法要回向、人生相談、仏事相談、写経、瞑想そして僧侶との語らいが「みんなのお寺」に行けばすべて可能です。
奈良市の繁華街で「みんなのお寺」を平成18年に開設して10年が過ぎました。老若男女多くの人たちが訪れています。特に若い世代や男性が目立ちます。 平成26年6月より東京の中心地でも開設することになりました。みなさまのご来訪をお待ちしています。
http://www.jurin-in.com/minna.html
永代供養
合祀墓「やすらぎの塔」、個人墓「やすらぎ花壇」、納骨堂「やすらぎ納骨」、納骨堂「やすらぎ霊廟」がございます。
・すべての人々が安心して人生をまっとうすることができますように、当山が責任をもって永代(50年間)にわたりご遺骨を供養し管理させていただきます。
・ご家族のご負担やご心配が軽減できますので安心して埋骨・納骨ができます。
・宗教や宗派を問わずいかなる人のご遺骨をもお受けいたします。
・毎日の供養を欠かさず 春秋の彼岸とお盆の年三回の合同法要を執り行い過去帳(霊名簿)を読み上げます。
年間を通しいつでも自由にご参拝ください。ご依頼があればご回向いたします。(開門時間8:00~17:00 ただしお盆・彼岸以外の月曜日は閉門日で参拝できません)
・永代供養料以外の費用(入会費や年間管理費など)をお願いすることはございません。
・檀家になっていただく必要はなく戒名がなくても俗名で供養させていただきます。
・生前のお申込みも承ります。
・葬儀や年忌法要などもご依頼があれば執り行わせていただきます。
永代供養以外にご遺骨の粉骨や海洋散骨などのご依頼も承ります。
http://www.jurin-in.com/eitai.html
アクセス・地図
所在地
630-8312 奈良県奈良市十輪院町27
TEL
0742-26-6635
アクセス
近鉄奈良線 奈良駅 徒歩15分
奈良交通 福智院町バス停から徒歩5分
このお寺の人気回答
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