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【お坊さんと話そう】第9回hasunohaオンライン交流会を開催しました⛄❄

 2021年12月18日、第9回hasunohaオンライン交流会を開催いたしました!
「ぬくぬく僧ダン」の回答僧は、中田三恵さんKousyo Kuuyo Azumaさんです。

 今回もトークテーマは自由とさせて頂いたところ、人間関係のお話が中心に。参加者の方から励ましのお声掛けをくださる場面も多く、大変なごやかな会となりました(*´`)

 開催後のアンケートでは、「お坊様・他の参加者様のお話を伺い、気持ちを聞いていただくことで視野が広がり気持ちが軽くなりました。」

 「気分転換になるかと思い、なんとなくで参加してみましたが堅苦しくなく、穏やかな雰囲気で良かったです。」など、ありがたいご感想を頂きました!

 ご参加くださった方々に、心よりお礼を申し上げます。

悩めるちからを大切に ‐ 中田三恵さん

 中田さんのお部屋では、人とのコミュニケーションについてのお話に。

 「周囲の気持ちを考えずに自分の主張を押し通す人がおり、なぜそこまで無頓着でいられるのかと不思議に思います。自分は人間関係で悩むことが多く…こちらが考え過ぎなのかと分からなくなります。」

 「人とコミュニケーションをとる際に、うまく話せているか不安になります。自分の話は面白くないかもしれない…と自信が薄れてしまいます。」

 中田さんのお話。「悩むというのはもちろん苦しいことだけれど、悩めるのは “自分を顧みるちから” があるからと言えますよね。自身の発言や行動にあまりに無関心であるなら、そもそも後悔や不安などは生まれないでしょうし。

 しっかり反省して、少しずつ改善していく。悩めるって、とても大切なちからだと思います。

 hasunohaに寄せられるご相談を読んでいると、自分が経験していない状況にもたくさん出会います。さまざまな境遇を知りながら、色々な感情を覗かせて頂いている感覚です。

 一見関連のない内容であっても、共通点を見出すことはできます。お互いの悩みから、学び合えるものがあるのです。だからこそ、時々は誰かとお話しして、苦から放れるひとときも大事ですね。ずっと一人で抱え込むのは疲れちゃいますからね。

 人と話す時には、相手を完璧に分かってあげようとしたり、自分を全部分かってもらおうとする必要はないんじゃないかな。ただ、心を見せ合える人と、話し合い聞き合いっこする。弱みや素直な気持ちをみせられるだけでも、お互いだいぶ楽になるはずです。

 その相手は、遠くに住む人かもしれないし、うんと年齢が離れた人かもしれません。案外、すごく近くにいるのかも。ひとつひとつの出会いに、積極的に目を向けていけたらいいですね。

 小休止と社会修行を行ったり来たり。心のお休み処をさがす人にとって、仏教が選択肢のひとつになれたらと思います。」

 虚勢を張らずに、ありのままの自分を出せる関係は、いちばん心穏やかでいられるように感じます。けっして多くなくとも、貴重な繋がりを築いていきたいですね。

抑え込まず言葉にする ‐ Kousyo Kuuyo Azumaさん

 Azumaさんのお部屋では、身近な方の死や、職場の人間関係に関するお話になりました。

 「友人や知人の家族は元気でいるのに、自分の大切な存在はもうこの世にいない。受け入れられずとても苦しいです。そうではないと分かっていても、周りの人たちは何の問題もなく生きているように見えてしまい、恨めしさが募ってしまいます。」

 「以前の職場で、嫌がらせをしてくる人がいました。社会では苦手な人との関わりが付き物であることは理解していますが、理不尽な言動をぶつけられることに、どうしても恐怖や苛立ちを感じてしまいます。」

 Azumaさんのお話。「大切な方の死は、移り変わっていく不安ややるせなさ、亡くした後悔から、受けいれることが難しいこともありますよね。今もどこかで生きていてほしいと強く願う。

 負の感情は、どう足掻いても芽生えてくるものです。ですが、ポジティブな感情も、ネガティブな感情も、同じものが永遠に続くこともないでしょう。絶えず発生し消えていきます。

 それでも溢れて抱えきれない分は、全て自分で受けとめようとされなくて大丈夫ですよ。言葉にして、聞いてもらいましょう。仏様に向けてお話しするのもよいと思います。お仏壇の前で、手を合わせながら。亡くなられた方との繋がりを感じることができます。

 これは、自分自身に聞かせるためでもあります。気持ちを説明して、落ち着いた状態で客観視できるように。目の前に見えるものが全てではありませんよね。他者のことは表面しか見えない。これは仕方のないことです。一度、その場を離れて考えることが大切です。

 “人の不幸を願うことは自分を呪うことでもあるのに、なぜ人を貶めるようなことをするのだろうか。” 

 その行為の裏に、自分を評価してほしいという叫びや、他者を落とすことで相対的にしか自分を高められない脆さを想像できますね。その人自身も自己を客観視できず、負の感情に飲み込まれていると考えられます。

 人を貶めているようで、実は自分を暗闇に落としていることに気がつけなければ、悪循環の沼に嵌まっていくでしょうね。攻撃的な態度には、弱さが隠れています。それを知っていけると、恐れは和らぐと思います。」

 目に見えない部分に隠れているものを、想像して補っていくことが大切なのですね。想像をするためには、さまざまな境遇や心情を、見聞きして知ることが不可欠になってくると思います。自分自身も、色々な感情を経験していきたいと感じました。

\ お坊さんとお話ししてみませんか?/

 オンライン交流会の他に、hasunohaの個別相談や、お坊さんと気軽におしゃべりできるイベントなどもございます!ご興味をお持ちいただけましたらぜひご利用ください。
◆hasunohaオンライン個別相談(お好きなhasunoha回答僧を指名してご相談いただけます)
◆坊主カフェ@オンライン(hasunoha回答僧の秋山智さんが運営をされている、お坊さんと一緒にごゆるりと会話を楽しめるイベントです)

 最後までお読みくださりありがとうございます!
今年も1年間お疲れ様でございました。よいお年をお過ごしください❁

文・hasunoha編集部
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