どうして死なないでいてほしいのか
カテゴリーが間違っていたら申し訳ありません。
早速質問させていただきます。
最近、何故かとても死への恐怖を感じます。
私は中学生で五人家族です。 車での遠出もよくするのですが、その度にこのまま家に帰ることが出来なかったらどうしようと、怖くなります。
また、自分の死のみならず、母と父だけ死んで、兄妹3人だけで取り残されてしまったらどうしようと親しい人の死、そしてそれによって、自分や親しい人が悲しんだり辛い思いをすることが、とてつもなく怖いのです。
今も夜遅いですが、眠れずにこちらを頼りに来てしまいました。
数年前、母方の祖父が亡くなりました。
私が将来医者になって治してあげると約束していた祖父ですので、涙が今でも溢れてくることがあります。厳しくも優しい祖父でした。
祖父に残された祖母と、母と伯父がいます。
付き合ってきた月日も十数年の私や兄妹、いとこが大泣きをしていたというのに、長年連れ添ってきた三人は涙をほとんど、見せませんでした。それが不思議でならないのです。
祖父が嫌いというわけでは決してないと思うのです。祖母はほとんど病院にいましたし、母や伯父も週に1度は私たちを連れて見舞いに行きましたから。
大事な人がいなくなってしまって、何故あんなに冷静で強いのでしょう。
いつかまた会えると信じているのでしょうか。
長々と申し訳ありません…もう少しお付き合い下さい…
私は大事な人を失うのが怖いです。大事な人の辛そうな表情なんて見たら、こっちが死んでしまうと思います。
死んでしまったらどんなに楽だろうと思ってしまったことも何度もあります。
でも思いとどまれたのは、恐怖心もありますが、なんと言っても、同じく自分を大事に思っている人がいると思ったからです。
その人が悲しんでしまうと思ったからです。
質問させていただきたいのは、周りの人たちは、大事な人を失った悲しみを受け止められていましだが、大事な人を失いたくない、悲しませたくも苦しませたくもないという私は、もしも大事な人を失ってしまった時、どうすれば良いのでしょうか。
最後に
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます。
至らない点も多々あり、読みにくかったと思います…申し訳ありません…
質問の意味も曖昧ですが、ご住職さん方、ご教示お願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
ご安心なさってくださいね
拝読させて頂きました。あなたのお気持ちは本当に良くわかります。
私も小学生の高学年の頃に親しいおばあさんが亡くなられて、その悲しみや亡くなるというショックで毎日を不安に過ごしたことがあります。
その不安と恐怖からもう何もできなくなってしまい家に引きこもりになってしまいました。
人が死ぬということを初めて自覚することとは誰しもがその不安と恐怖を味わいます。
あなたがそうお考えなさるのは当然なことなのです。
私達は毎日死に向かって一歩一歩歩んでおります。人の生命は両親から与えられて沢山の方々から育まれて、毎日毎日大切な生命を頂きながら生かされているのです。
ですから先ずはその無数のご縁を頂き与えられていることをしっかりと自覚することです。
そのようなご縁がつながり私達は今も生きております。そして私達はその生命を全うした後に亡くなるのです。
ですが、それで何もなくなる訳ではありません、親しい方々とのご縁はその後もずっとずっとつながり続いていくのです。
例え人が亡くなられてもいつもいかなる時でもお互いを大事にしながら存在しているのです。
そしていつも身近にいてくれるのです。
私達は様々なご縁の中でそれぞれに役割を与えられて希望や未来や目的を持って生きています。
普段は何気なく過ごしていますが私達は生きていきながら共に助け合い共に学びながらその人生を生き抜いていくのです。沢山のことを人からも教えられて吸収して成長していくのです。
そしてその生命を全うする時に必ず仏様に導かれて仏様の元に生まれ親しい方々に再会することができるのです。
そして皆様が心から仲良く一切の苦しみも無くなり円満に成仏なさっていかれます。
そして自分のご縁のある方をその後もずっと見守り続けていくのです。
あなたは決して独りではありません。この先永遠に沢山の方々とのご縁が続いていくのです。
亡くなること、病いにあうこと、老いること、そして生きることは苦しみでもありますが、その後も本当の安らぎや楽しみはあるのです。
不安や恐怖は誰しもあります。普段は見てみぬふりをしているだけなのです。
あなたにはこれからの未来を皆様とのご縁を大切になさり素直なお気持ちで一生懸命に生き抜いて頂きたいと切に願います。
あなたがこれから皆様と共にお互いを心から尊重しお健やかに成長なさります様心からお祈り申し上げます。
質問者からのお礼
お礼が遅くなってしまい、本当に申し訳ありません…!
ご回答、とても有難かったです。
自分だけではないんだ、と思い、前向きに慣れた気がします。
今でも時々涙が出てきてしまいますが、回答僧様のお言葉を胸に、自分なりに頑張っていきたいと思います。
また、機会がありましたらよろしくお願い致します。
今回は本当にありがとうございました。