回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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本当の夢、希望
わたしも、
『とりあえず夢を持て』『夢を持っていない人はナマケモノ』『希望を持って生きてゆこう』
というような、人にあおられるような
夢や希望が大嫌いです。
夢や希望は持とうとして持つものではない。人に言われて持つものでも持てるものでもないのです。
そしてゆかさんのおっしゃる通り、
夢も希望もともに未来の話です。
まだ見ぬ夢や希望を追いかけて、
今現に在る(現在)をないがしろにしたり、夢、希望に猪突猛進で現在に盲目に生きることは本末転倒とも言えます。
どこまでも人生の基本は
現に在る(現在)であると思います。
しかし、時にその
現在が苦しくて仕方がないときがありますよね。
そんなときに力をくれるのが夢や希望であり、そして宗教だと思います。
私の宗派(浄土宗)〈南無阿弥陀仏と名を呼べば仏さまは見ておられ、聞いておられ、命おわれば迎えとってくださる。そんな生命の母のような仏様にお任せする宗派〉
の法然さまが
『生きていると南無阿弥陀仏と名を呼ぶ功徳が積み重なり、死んだら阿弥陀さまのところへ参るのです。とにもかくにも私には思い煩うことなど何もない。と思ったならば、生きるも死ぬもわずらいはありません。』
とおっしゃっています。
このような、絶対の安心こそが本当の夢、希望であり。
このような絶対の安心感の中にこそ、自ずから夢や希望も芽生えてゆくのだと確信しています。
質問者からのお礼
わっ!
ありがとうございます。
きっと誰も共感してくれないだろうと思っていたので回答いただけてびっくりしました。
ありがとうございます。
夢は安心感の中から
自然と生まれてくるのですね。
自分のなかを、平和に保ちたいです。
ご回答いただけたのに、
消しちゃってごめんなさい。