【お坊さんと話そう】第1回 hasunohaオンライン交流会開催しました🌸
2021年3月27日に、第1回 hasunohaオンライン交流会を開催しました!
今回は「女子僧ダン」ということで、女子会のような和やかな雰囲気の中、お坊さんとの会話をお楽しみいただきました♪
トークテーマは「コロナ禍で感じた寂しさをみつめる」。
hasunoha回答僧の中田三恵さんと共に、普段はなかなか言えない気持ちを言葉にしていきます。
皆さん初対面でしたが、緊張感などは全くなく、とても柔らかい空気の中で会話が始まりました。中田さんが一人一人のお悩みをお聞きすると、どの方も快く胸の内をお話しくださいます。
中田さんは頷きながら、皆さんのお話から共通点を見出し、会話を繋いでいかれました。途中、参加者同士で問いかけ合う場面もあり、活発なコミュニケーションの時間となりました。
1時間はあっという間に過ぎ、最後は笑顔で「おやすみなさい」と手を振り合ってお別れを惜しみます。参加後のアンケートでは「もっとたくさんお話ししたかった」というお声も頂き、大変充実した会となりました。
お互いの気持ちを共有する中で、新たな気づきも生まれました💡
どんな時に寂しさを感じる?
“寂しさ” と聞くと、一人でいる時の孤独感が浮かぶ人も多いかもしれません。
「自粛生活で、会いたい時に人に会えない」
やっと会話が出来たとしても、楽しい時間はあっという間に過ぎていく。
ビデオ通話から退出した瞬間に、静かな自室に引き戻される。
独りの時間が圧倒的に長くなり、人を恋しく思う気持ちが強まります。
一方で、人と同じ空間にいる時に、寂しさを感じる方もいます。
集団の中だからこそ感じる疎外感。うまく馴染めていないのではないかという不安。かえってオンラインの方が、近すぎず遠すぎない距離感で居心地が良かったりもしますよね。
「人とのつながりに幸せを感じられることは、とても羨ましくもあります」
必ずしも、“ひとり=孤立” “大勢=孤独でない” とは限らず「寂しいと感じる状況は人によって様々」ということに、改めて気がつきました。その理解が心への寄り添いに繋がることを、傾聴されている中田さんのご様子から感じました。
✿こちらもぜひお読みください →→ お坊さんマンガ「寂しさについて」
“諸行無常” の世の中で、今と変化を味わおう
何事も移り変わっていく世の中に対し、侘しさを感じる時もあります。
「けれどもそれは、滅びや虚しさを残すばかりではないですよね。
けっして置いて行かれるわけではなく、自分自身も絶えず変わり続けているのですから。」と中田さんはおっしゃいます。
「寂しさや変化の受け入れ方は人それぞれだけれど、不変な世の中だからこそ、今を大事に感じることができると思います。」
今、この瞬間も、いつかは思い出として眩しく感じられる時が来るのでしょう。ここに在る自分が感じている気持ちも、明日の自分が抱く感情も、認め受け入れて大切にしていきたいですね。
新たな視点、増やしてみませんか?
今回ご参加くださった方から「新たな視点が増えました。寂しさの捉え方が変わりそうです。」と嬉しいコメントを頂きました!
心の内を言葉にして伝え合ってみると、自分の視点からは見えなかったことに気がつけます。参加者の間にもコミュニケーションが生まれ、互いの感じ方を尊重する、とても素敵な会となりました。
ご参加いただいた方々に、心よりお礼を申し上げます。
◆◆ hasunohaオンライン交流会では今後も様々なかたちで、コミュニケーションによる気づきの場を提供していきたいと考えております。◆◆
「このお坊さんとお話したい!」「こんなトークテーマがいいな」など、ぜひ皆さまのご要望をお寄せください😊
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たくさんの方からご回答を頂きありがとうございます!まだまだ受付中です!
最後までお読みくださり、ありがとうございました✿