債務者と債権者
身の回りで見聞きする借金問題について考えていたら、お坊さんの話が聞きたくなりました。
個人的意見と仏教的解釈、どちらでも構いません、ご回答下さい。
個人間の借金、数百万円の例です。
Aさんは、Bさんに数百万円の借金をしています。一応、余裕のある時に少しずつ返済はしているものの、生活の質は落とすことなくある程度の贅沢はしている債務者Aさん。毎週外食をしたり、デパートでの買い物だったり。月の収入には限りがあるので、足りない時は返済は後回し。最終的には自己破産を考えている様子。
対して債権者のBさん、善意だった“のに”、と愚痴ばかり。専門家にも全額回収は無理と言われたにもかかわらず、何とか払ってもらおうと苦悩する毎日。
お坊さんは何を思い、どう考えますか?
よろしくお願いします。
作為的な流れに逆らいたくなる。流行とか洗脳とか操作とか洗脳とか誘導とか洗脳とか
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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個人でお金を貸すときはあげたと思おう
ご質問を聞いて、数年前に話題になった「ギリシャ危機」を思い出しました。ギリシャが借金を抱え返済できなくなるかも、ってニュースです。覚えているでしょうか?
ギリシャ危機が話題になっていた頃、テレビでは、ギリシャ人の気質として、貸している側より借りている側の方(借金のある方)が優位にある、という話が紹介されていました。貸している方は「早くかえしてよぉ」ってなるから弱い立場になると。日本人ではちょっと想像しにくい考え方でけどね。ちょうどそういう状況に似てますね。
さてごご質問のような、個人間のお金の貸し借りは、トラブルの元になるのでしない方がいいですね。
個人でお金を「貸す」時は「あげた」と思え、と言っていた人がいました。
数百万円と大きな額ですが、あげたと思って、高い勉強代になったとあきらめるしかないのかなぁ?
質問者からのお礼
光禪さん
“個人でお金を「貸す」時は「あげた」と思え”
私の尊敬する人も、同じ事を言います。お金を貸す相手は選んでいるにしても、実行ができるというのは凄いです。
話を聞いていると、日本でも借りた者勝ちの世の中みたいです。驚きですね。
Bさんは、あきらめるには時間がかかると思われます。自分と向き合って原因を明らかにする段階にないみたいですから。まだ、気持ちの整理は難しい様子です。