早く天寿を全うしたい
子育てを終え、主人、子供達ともに家族の将来に不安要素もなく、家族仲も至って良好な関係の形成を継続する事が出来ています。
だからなのか自分の役割を終えたと思うようになりました。
もう何年も自らの生きる意味、価値を見いだせず趣味を探そうとしても興味を持続出来そうなものもなく、生きる楽しみも意義も見出だせないまま、自己否定の苦悩、己の存在意義との葛藤で苦悩するばかり。気がつけば、そんな思考回路のループが出来上がってしまいました。
その苦しみから逃れるため、依存対象を探し求め生産性0のまま消費するだけの生活…そんな人生から脱却すべく出家への願望もあるけれど、それはただの甘えに過ぎない自覚もあり、ただただ真っ暗な迷宮をさ迷ってる現状です。
さほど信心深くもなく、何の学もありませんが、もしもこんな私に有効な道標があるなら、仏様の教えを請いたいと願います。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
動いてみましょう―仏門へようこそ
とても深く切実な問いであるなあと拝読させていただきました。
生きる意味や価値というものは誰かや何かから与えられて生きているわけではなく、縁がととのって生きているという事実から生きている意味や価値というものが見いだされてくるものです。
子育てを終えて自分の役割も果たしたと感じ、ご自身の存在意義を見失ってしまったのですね。
見失った意義について今の思考回路のループまま考え続けて、それでやがて考えつくというものではないでしょう。
やはりわからないままでも動く中で、またご自身の中で意味や価値というものが見いだされてくるものと感じます。
意味を得るとも言えるし、仏教的に言うならば意味から自由になる・解放されるという表現もできるでしょう。
さて、そのためにもおっしゃっる通りいきなり出家とまで行かずとも、仏法に縁をもっていただくことは非常に有意義なものであると存じます。
何か興味関心を持つ宗派はあるでしょうか。お近くのお寺や宗派施設の門を叩いてみましょう。
ちなみに浄土真宗(真宗大谷派)ならこちら
www.ohigashi.net/
様々な法話会や参加できる行事もあるようです。
依存対象というものは見つかっても今度はそれが失われることに恐怖を感じるものです。再び失った時のダメージも大きい事でしょう。仏教的には執着ということになります。やはり否定されるものとなりますが、私たちに現実的に何ができるかというと依存先を持たない強い心を得ることではなく、依存先を増やすことかもしれません。一つがダメでも他があるってヤツですね。
そういう安心感を持ちながら仏法に道を求めていただくとなおよいのかなと感じます。
家族とのレジャー、お寺参り、その他にボランティアやサークル活動など…。
「興味を持続出来そうなものもなく」とおっしゃりますが実際に試されたものも多いのでしょうか。考えるだけなくやってみることが何よりですよ。
私たちは生きているだけでも生産するものが生きる意味であり生きた事実です。
生きる意味を見いだせないままでも生きた事実は誰かの生きる意味となり得ます。特に身近なお子様にとってその影響は大きいでしょう。
でも、誰かのではなく自分の生きる意味を見出したいところですよね。まずは動いてみますか。仏門へようこそ。仏法の深遠な世界があなたをお待ちしています。
素晴らしい出会い
拝読させて頂きました。
そうですか、吉武 師のおっしゃるようにぜひともこのご縁もございますから仏教を学んで頂いたらいかがでしょうか?
例えば
仏教伝道協会の出している書籍「仏教聖典」や岩波書店の中村 元氏著作の「ブッダの言葉」等目を通してみて下さい。
分からない部分も沢山あっていいのです。
疑問に思ったことをまた調べてまた読んでみることでも良いと思います。
そして宜しければ様々なお寺大きい本山でも小さいお寺でも訪れてみて下さいね。
その中でお気に入りを見つけてみても善いと思います。
またご縁のあるお寺にも参拝してみて下さい。
きっと新たな素晴らしいご縁に恵まれますからね。
あなたに素晴らしい出会いが訪れます様心よりご祈念申し上げます。合掌
質問者からのお礼
早速の回答レス、ありがとうございました。
興味を持続出来そうなもの……いろいろ試しては見ても興味が持続せず挙げ句、全てが煩わしいとすら感じてしまいます。
生家が臨済宗。嫁ぎ先が真宗大谷派だったと記憶していますが現在まで仏門について学んだことはなく個人的に興味のある宗派等は特にありません。リンク先のお寺は今の住まいから非常に近く主人の
「仏教聖典」「ブッタの言葉」目を通してみて
手違いで編集前の本文で送信してしまいました。
続き
住まいから非常に近く門をくぐる気力が満ちましたらそちらのお寺の門を叩いてみたいと思います。
まず「仏教聖典」「ブッタの言葉」等の仏教関連の書籍に目を通してみて感触を確かめてみるのが私には合ってると思うので、興味を持てそうな書籍探ししてみますね。
回答ありがとうございました。