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このままどこかへ行って

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今学校に向かっています。
いつもの時間に出たのですが、乗り越したり戻ったりで、まだ着いていません。

前に見たドラマの中で言っていたセリフで
「お母さんは私のことを見てるつもりだけど、本当は自分のことしか見ていない」
というのがあったんです。
本当にそうです。しっくりきます。

前に、親しい人から、あなたは人に愛されることは知っているけれど、愛することは知らない、と言われて、まさにそうだと思いました。
どれだけ何をされても、愛されるために母には笑顔で接しています。映画に誘うこともあります。

あまり出かけると母に怒られるので、出られないのですが、家にいると全部諦めてこのまま明日死んでしまおうかな、っていう気持ちになります。
このまま明日もこの家に帰るなら、死んだ方がましかと思います。
でも、本当は死にたくはないです。

今日までの宿題があって、昨日ずっとやっていたのですが、ずっと母の前にいたら、今まで丁寧にやってきた宿題を全部デリートボタンで消したくなりました。

今日は本当は一番好きな授業がありました。その授業で宿題があったのですが…、期日に出せない自分が悔しいのと、先生にどこかで助けてもらいたい(心配されたい)気持ちがあって、行けないんだと思います。

今、手が冷たいです。
だれかあたためてくれたらいいのに…と思います。

これは甘え?なのでしょうか?
みんな我慢我慢で生活しているのでしょうか。
今までの人生を振り返ると、自分の人生を生きて来なかったような、母の人生を生きてきた気がします。今までの人生、返してほしいです。

そして、もっと前世で徳を積んで、この世ではもっとあたたかい家族を持ちたかったです。

このままどこかに行って、自分の存在をさっぱり消したいです。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

我慢ではなく、気にしない。心の客と主人の話。

我慢しているときは、嫌なことを思いだしているときです。
嫌なことを気にしていると、我慢しなくてはなりません。
気にしないなら、我慢しなくていいのです。

人間が頭で考える概念・観念は、実体の無い幻みたいなものです。

人間の心は天気のように変化します。
思考に連動して感情が変化します。
ぜひ、思考と感情をコントロールするテクニックを磨きましょう。

なむあみだぶ(南無阿弥陀仏)なむあみだぶと、連続で「なむあみだぶ」を1分間唱えてみましょう。
南無阿弥陀仏とは、阿弥陀仏さまに私をお任せします、みたいな意味です。
静かに座り、「なむあみだぶ」を連続で唱えて
みてください。
頭の中に浮かぶ「なむあみだぶ」以外の妄想雑念は、浮かんでは消える、やって来ては去っていく心のお客さんです。
お客さんに支配されないで、心の主人である「なむあみだぶ」に心を戻すようにしてください。
心にどんなお客が来ても、あなたは、「なむあみだぶ」の主人に心を戻せる。
そのような自信、感覚を身につけましょう。

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