自己紹介
がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四十代男。
仏教は、悩み苦しみを制御したり消したりするための教えです。まだまだ未熟者の凡夫ですがよろしくお願いします。
オンライン個別相談
回答した質問

お母様は苦を悟らせてくれる菩薩様
自慢できるお母さんだったのですね。羨ましいくらいです。
ただ、欲の煩悩は快楽・悦楽を伴う衝動ですが、欲の煩悩のウズウズの本質は苦しみなのです。
六根(眼耳鼻舌身意)からの刺激に対して欲が反応...

上司の口からチクったことが漏れても
結果的に全員が注意されたのですから、それで解決だと思います。
上の人に報告するかどうかは直属上司に任せておけば良いのです。
私達には誰でも欲・怒り・怠け・プライド等の煩悩があります。
あな...

優先順位が低い
相手にとって、あなたとの予定は優先順位が低いので、あなたと約束した後に他の魅力的なイベントが入って断るのが嫌だから、相手はあなたと約束をできるだけギリギリまで決めたくないのかもしれません。
と...

スポーツ選手も故障で引退
スポーツの選手(プロ、アマ問わず)が若くして故障で引退する場合があるでしょう。
あなたもそれと同じだったのです。
ハードワークで心身に故障が出たのですから、引退はやむを得なかった。
で、引...

時代は流れる
日本列島の隅々まで人が住んでいたのは、食べ物を求めて土地を開拓したからでしょう。
戦国時代には激しい領地争いがあり、江戸時代には石高(米を生産する能力)の高さが大名の財力の高さでした。
日本...

自分の肉体すら自分のものではない
仏教では無我と言って、自分という存在は概念上の幻にすぎない、自分の所有物というのと概念上の幻にすぎないと説きます。
自分の肉体でさえ思い通りに動かせない(小銭を手からこぼしたり、家具に足をぶつ...

できないことを受け入れ、仕事に慣れるまで待つ
どんな職場でも、平均点より下の人というのは必ずいます。
ですから、あなたは自分ができないことを悲しむ必要はありません。
できないことや不得意なことを自分で認識することがスタートなのです。
...

妄想雑念
例えば、お坊さんがお葬式の途中で、お参りに来た女性を見て、別れた昔の彼女を思い出して悲しくなって読経に集中できなくなったとしたら、良くありません。
妄想雑念を振り払って、今は読経に集中すべきと...

人生は求不得苦の繰り返し(経験豊富なはず)
求不得苦(求めるものを得られない苦しみ)は、お釈迦様が説かれた四苦八苦の一つであり、誰にでもある苦しみなのです。
ですから、この件に限らず、私達は幼い頃から「欲しかったけど手に入らなかった」経...

能力には個体差がある
仏教では、欲・怒り・怠け・プライド等の煩悩が、自分や他人の悩み苦しみストレスを増やす原因になると説きます。
そして、修行や善い行い等の訓練(精進)をすれば煩悩を弱くしたり消したりでき、悩み苦し...

軽く扱われている可能性も
こちら側は対等な立場で質問していると思っていても、相手側はこちらを対等に見ていない場合もあります。
例えば、アイドルや作家にファンレターを書いてもめったに返事は来ません。
そのような関係性だ...

一蓮托生(極楽で再会)
経典によると、阿弥陀仏の造られた極楽浄土に往生(転生)した者は、極楽の蓮の華の中から生まれて、光り輝く菩薩様の姿と能力を得られると説かれます。
ですから、この世で独り生まれ独り死にゆく私達です...

悩み苦しみの原因は煩悩
悩み苦しみの原因は欲・怒り・怠け・プライド等の煩悩なのです。
例えばプライドの煩悩(慢)は、自分の価値を気にして自分と他人を比較したりする煩悩です。
結婚していなくても日常生活に特に支障が...

心の出世間を
仏教は出世間の教えであり、在家信者であっても世間の価値観と一線を画することができる教えです。
だから。まずは仏教の教えを学び、実践してみましょう。
例えば、五戒を守り、サマタ瞑想やヴィパッサ...

義父母がお寺を追い出されたら
お寺のお手伝いをしても、あなたがお金をもらえるわけではないのですね。
しかし、義父母がお寺の運営を続けられなくなったら、義父母はお寺をクビになって住居を失う可能性もあります。
その場合、あな...

会えなくなるの?
現代の日本では、出家得度しても親と会えなくなるわけではないと思います。
法律上も親子関係は無くならないでしょう。
あくまで儀式でしょう。
ただ、親があなたが僧侶になること自体に反対なら、親...

苦は無くならない。苦の形が変わるだけ
お釈迦様は一切皆苦と説かれました。
生き物から苦しみが無くなることはなく、瞬間瞬間の苦しみへの対処(瞬間ごとの宿題)も無くなることはないのです。
苦は無くならない。ただ、その形が変わっていく...

10年後の自分から見たら
10年後の自分から今の自分を見れば、やはりまだまだお肌も綺麗だし、体力も記憶力も優れています。
10年後の自分が「あの頃に戻ってやり直したい」と言わなくてすむように、今こそ、今日こそが自分を変...

子供は生きるために親を好きになるしかない
選択に迷っているときは、少なくとも今ある情報の中においては、どちらでも良いときなのです。
仮に父親に再会して、父親が予想どおりクズだったとしても、あなたは冷静に父親から家族を守れば良い。
つ...

無人のお寺の管理
田舎では、跡継ぎのない無人のお寺の住職を近隣のお寺の住職が兼務して管理していることが多いです。
そのような無人のお寺を継いで、少ない檀家さん相手にでもお坊さんとしての活動をして、生活費は別の仕...


