人生を狂わされた
4年前に籍は抜けてたのですが実の母親が亡くなりました。
母親は、昔からお酒が好きで飲んだら家事をやらなくなる程でした。
しかし倒れ次に呑んだら死ぬといわれ、一旦やめたのですが、以前働いてた同僚に手かざしにつれていかれ病気が治ったといわれ、また飲み始めてしまいました。
父はそれに嫌気がさし母と別れました。
父と別れてからはある男性と籍を入れその人の地元で暮らすようになりました。
しかしその人の地元に知人がいるわけでもなく母はそのストレスから逃れるためにまた飲み始めてしまい、最後は幻覚が見えてしまい自室から飛び降りてしまいそのまま亡くなってしまいました。
それから数カ月がすぎ私が住んでた家に小学校から知っている1個上の女が来るようになりました。
その女は39歳の彼氏がいたのですがその人に暴力を振られたといい、うちに上がり込むようになりました。
すると父は母が亡くなり寂しさもあったのかその女をかくまうようになりそのまま相談をせず籍を入れました。
またその女は元彼の子供を妊娠しており産みました。
その子供には罪はなく父は育ててました。
しかし私には弟がいるのですか次第にグレ始め2番目の弟が少年院に行きました。
その女と父、子共は隣のアパートを借り一緒に住み始めました。
しかし私や弟にご飯を作るわけでもなく、しまいには父に私のあることないこと嘘をつき私と父の仲を壊し始めました。
そんな関係に嫌気がさし私は友達とシェアハウスを始めました。
しかしその女は父に色々と助けて貰ったにも関わらず4ヶ月ほど前に子供を置いて出ていきアルバイト先の店長(男)と一緒に暮らし始めました。
父はその女は自分の子供に虐待をしていたので父が引き取り育てています。
私が家を出たあとも女は弟達にご飯を作るわけでもなく放ったらかしにしており、ついこの間一番下の弟が捕まってしまいました。
今私は一緒にシェアハウスしている男の人がいるのですがその人とは小学校からの知り合いであっちも色々と事情があり一緒に住むことになりました。しかしその人は交友も広く女友達も多いです。
私は自分の気持ちを伝えましたが一緒に住んでるんだもんいいじゃんとはぐらかされてしまいました。
その女がうちに来てからというもの全てがめちゃくちゃにされ、人生を狂わされたと思ってます。
幸せになりたいです…
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
「怨憎会苦(おんぞうえく)」
一年以上前の前回のご相談と合わせて拝読しました。お母様のこと、お父様のことはゆかりさんたちお子さんにとってはどうしようもできない歯がゆい境遇であったと思います。それによって「人生を狂わされた」と思うにまで至ったこと、胸が切なくなります。
「幸せになりたいです」
この一言に本当に大きな願いが込められていることでしょう。なりましょう、幸せになりましょう。
これからどうするか、これまでのことをどう捉えていくか、一緒に考えましょうね。
お母様のこともお父様のことも「コイツさえいなければ」という思いをお抱えですね。そういう出会いを仏教では「怨憎会苦(おんぞうえく)」と言います。怨(うら)み憎む相手と出会うことは人生において避けられない苦しみであると仏教では説くのです。
それは「誰もが人生において嫌な相手と出会ってしまう」ということだけではけしてありません。仏教が人間を見る目はもっと深いものです。その深い眼で「怨憎会苦」の教えを見るならば、
「誰もが思い通りにならない人生において自分にとって都合の悪い出来事が起こった時に、誰か一人を犯人に仕立て上げて恨みつらみを抱いてしまう心を持っている」
ということになるでしょう。
「その女」やお母様の再婚相手がいなかったら人生は確かに変わっていたことでしょう。しかしどう変わっていたかは「タラレバ」でありわかりません。そして現実には今この境遇しかないのですからいなかったことにはなりません。
今この境遇はけして誰か一人だけでできあがったものでなく、様々な縁(えん)の積み重ねによるものです。
お母様ご自身、お父様ご自身の選択ももちろんありますし、また、ご両親ともにご両親ではどうしようもできなかった縁もあったことでしょう。
けして誰か一人を恨むのでなく、まずはこの今の現実をみながどうにもならない中でも精一杯選択しもがいてきた中での結果であるという重さを受け止めなければなりません。
そして、今これからはそこから自由になって欲しいのです。
親の影響をもろに受けてしまうのは子どもたちです。それは避けられません。でもそこだけに立ちとどまる必要はありません。様々な環境・境遇は引き継がないといけないことも多いでしょう。
でもあなたという存在、そしてあなたの心は負の連鎖を断ち切り、自由に羽ばたいて欲しいと願います。
質問者からのお礼
ありがとうございます。