お坊さんが全面的に弔ってくれるお寺のお葬式「てらそうそう」開始
遺族の方を向いて成仏を説いてくれるお葬式
このたび、寺社の活動を支援する「株式会社しゅうごう」と「hasunoha」が共同開発して、お坊さんがお寺でお葬式を主体的に執り行える手助けをする、お寺葬支援サービス「てらそうそう」を始めました。
・お坊さんが前面に出て弔ってくれるお葬式。
・悲しみの中に救いの言葉をいただけるお葬式。
・大切な人、そして自分自身を見つめ直すことを説いてくれるお葬式
そんなお葬式がもっとニッポンに広がればとの思いが込められています。
てらそうそう とは
お坊さんが主体となってお葬式を執り行えるように支援する寺院様向けのサービスです。
最近(特に都会)のお葬式のトレンド
葬儀社さんがご遺族に向き合います。葬儀社さん(または葬儀紹介会社)の決めた段取りに従ってお坊さんは読経して帰っていきます。
てらそうそうが支援したいお葬式
お坊さんが事前の相談にも同席してくれます。亡くなったらすぐに駆けつけて最初の読経をしてくれます(枕経と言います)。故人のお話をたくさん聞いて、ご遺族の悲嘆に寄り添ってお話してくれます。(グリーフケア)。葬儀はお寺で故人が成仏する道筋を丁寧に説いてくださいます。(仏式葬儀の意義)。四十九日、その後もずっと相談にのってくれ、毎日のお勤めで祈りを捧げてくださいます。(ご供養)
お寺だけでお葬式をできるの?
お寺で葬儀を主体的に行いたくても、住職と家族だけで
・24時間体制で病院へのお迎えにいったり、
・安置場所をすぐに確保したり、
・通夜ぶるまいを臨機応変に用意したり
など難しいことも多くあります。
てらそうそうは、お寺だけで葬儀を行うのではなく、既にお付き合いのある葬儀社さんと良好な関係を維持しながら、主に檀信徒さんにお寺で葬儀をしていただくにはどんなことをしていけばいいのかを、しゅうごうが間に入って一緒に作り上げていきます。
なぜ、お坊さんが主体のお葬式?
hasunohaには、大切な人の死に関する相談が何千件もあります。
母が亡くなり辛いです。母がいなくなって話しが出来ないことがどうしようもなく辛いです。
危篤状態の祖父がいます。祖父の死を受け入れられません。大切な人が亡くなる時、どのように覚悟を持てば良いのでしょうか。
死んだ娘に寄り添ってやりたいです。学校に行った娘が白い棺に入って家に戻りました。娘が苦しまないように、なにか私にできることはありますか。
人々とお坊さんとの「いのちの問答」。
「救われました」と相談者さんからの涙のお礼を読んで、大切な人を亡くした悲しみに寄り添うお坊さんの言葉は、何ものにも代え難いと心から思うのです。
hasunohaのお坊さんのような、真摯に向き合ってくれるお坊さんに全面的に弔ってもらえたら。
お葬式は、故人と自分とで繋がれた特別な関係をあらためて感じられる、生きている人や自分自身も大切だと見つめなおせるとてもたいせつな時間になる。
そんな思いでてらそうそうをつくっています。
てらそうそうのできるお寺
hasunohaのお坊さんのお寺でもはじまっています。
株式会社しゅうごうについて
寺社を社会に開かれたよりどころへ
日本人の信仰の根底にある「神仏習合」。
日本古来の土着の神さまに対する信仰と、大陸から伝来した仏教が密接に結びついて調和し、育まれたものです。
そこには、祈りや信じる対象を適切に選択する「しなやかさ」、「無常の世を平安、平穏に生き抜こうとする」日本人ならでは智慧と中庸があると感じています。
しかし、昨今、地域や人との関係が希薄になり、精神的なゆとりや豊かさまで失われつつあることを危惧しています。
古来より日本に根付いてきた歴史的・文化的価値、寺社が兼ね備えているものを活かしながら、人々の心を豊かにしていく術はたくさんあると感じています。
忙しなく追われる日常から一歩離れて、ゆっくりと自身をみつめる時間。人と人が出会い、心身の充足と豊かさを感じられる場。
私たちが豊かな社会づくりの一端を担っていきたいと願ってやみません。
しゅうごうホームページより
しゅうごうの取り組み
・お坊さんが主体のお葬式支援サービス「てらそうそう」
・寺院特化型の公式LINE構築サービス「しゅうごうのLINE@」
しゅうごうニュースリリース
「お葬式が変われば、寺は変わる」 故人・家族にお坊さんが向き合い、お寺がお葬式を主体的に執り行えるよう支援する『てらそうそう』の提供開始
hasunohaは、しゅうごうの理念に共鳴し、共同事業パートナーなっています。
てらそうそうに関するお問い合わせは、しゅうごうお問合せ窓口、またはhasunoha事務局(info@hasunoha.jp)までお願いします。