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間違いが怖い

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有り難し有り難し 6

初めまして

元々くよくよしやすい性格だったのですが、仕事に支障が出てきており、これから先どのように生きていけば良いのか分からなくなってきているので相談させていただきます。

仕事で何かわからないことがあると、すぐに聞かずにはいられません。些細なことでも食べ物も喉を通りません。
他の方がしないような質問をしてしまいます。

前の職場ではそれが元で上司と言い争いになってしまったことがあります。
その時に「貴方は自分の答えを押し付けたいだけだ」と言われました。

いつも悩みがあると家に帰って親に話してしまいます。話さずにはいられません。
仕事のことを家に持ち込むので親からは嫌がられます。家族仲は良いです。
人に意見を聞くことについては、「責任逃れをしたいからなんじゃないか」と言われました。

一応、突拍子もない質問ではなく、仕事をしていく上で必要なことを聞いているつもりです。

元々人との会話があまり得意ではなく、申し訳ないと、呆れられているんじゃないかと思って話をするので言いたいことがしっかり伝わらないこともあります。向こうのうんざりしている感じも伝わってきて、質問を終えてホッとした気持ちの後、後悔と自己嫌悪で嫌になってしまいます。

自己判断をすべきところとすべきでないところの境目がわかりません。

最近では勘違いと間違いが怖くて、友人や家族との会話でのどうでもいい事柄も調べずには断言出来ません。調べたものを疑ってしまうこともあり人と会話をするのも怖くなってしまいます。

将来、自分で何も決められずこのまま生きていけるのかと思うとゾッとします。
少しでも気持ちを楽に生きていきたいです。
物事を考えすぎたり気にしすぎないようにするにはどうしたら良いでしょうか。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

心のありようですからね

拝読させて頂きました。あなたのそのお気持ちよくわかります。不安になってどうしても聞かずにはいられなくなってしまうのですよね。そうせざるを得ないあなたの心情をお察しします。
以前私も会社員だった時にやはり確認しなければ不安でしょうがなかった時があります。私の会社でのあだ名は「シンパイショウ」つまり心配性でした。ひとつものをやるごとにああでもないこうでもないと考え不安になり上司にもお客様にも必要以上にしつこく確認せずにはいられませんでした。そういう心のありようだったのですね。神経過敏で不安でしょうがないのです。
おそらくあなたの心のありようもそうなのかと思います。
今振り返って考えてみるとその時分自分は全く相手のことを考えていなかったと思いますね。確かに自分のことを押し付けるだけでした。ですから相手が伝えたい事や気持ちを全く無視していた様に思います。それでは結局相手とのコミュニケーションもできなくなりますし、人とのお付き合いできなくなってしまいます。
やはり自分の気持ちもあるがまず一呼吸して落ち着いて自分の考えや気持ちを整理する。それから相手の状況や気持ちを案ずる。そして相手が話しやすい内容で聞いてみることですね。
そうなれば今まで以上に相手の方から情報を受けとりやすくなり人間関係も円滑になりますからね。やはり相手の気持ちを尊重しなければなんでも進まないんですね。自分独りで生きてるわけではありませんし、何でも協力しなければものごと進みませんからね。
あなたもできればこれから先ずは一呼吸おいて自分の心を落ち着け、できる範囲で自分の気持ちを整理してみましょう。そして相手の方を思いやりながらお話しなさってくださいね。
あなたがこれから周りの方やご家族の方と仲良く円滑にコミュニケーションをとり、皆さんとお健やかに日々を送って頂けます様にと心よりお祈り申し上げます。
どうぞあせらずにがんばってくだだいね。応援してますね!

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Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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質問者からのお礼

お返事遅くなりすみません。
回答いただきありがとうございます。
質問してからも仕事での悩みが出来たり、不安定な状態でした。
人の気持ちを考えること、今の自分に一番必要なことだと思います。
悩んだときは頂いた回答を思い出して一呼吸おくように頑張ってみます。
ありがとうございました。

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