回答 1
有り難し 5閲覧ありがとうございます。
よろしくお願いします。
私は今まで、他人を負かしたり、周りからちやほやされるためだけに努力をしてきました。
私はいま高校生なのですが、勉強もそのような目的でやっていました。
おかげで成績は上々。先生からも親からも誉められました。
その周りからの賞賛だけで、私はまた頑張ることが出来ました。
しかし、今年から私は受験生となりました。
大学受験では、クラスメートを打ち負かすという目的がなくなり、私は努力する意味が分からなくなりました。
やりたいことがあるにはあるのですが、勉強してまでやりたいことかと聞かれれば、正直微妙です。
今は学生なので、勉強の話になっていますが、将来、成人した時にこんなことではいけないと思い相談しました。
例えば「将来人の役に立ちたい」というような真っ当な気持ちで努力するにはどうすれば良いのでしょうか？
まっさらな気持ちで、ということは自分の欲を捨てれば良い、ということなのかもしれませんが、もしそうであれば、欲を捨てられるようになるまでの過程を知りたいです。
教えてください。よろしくお願いします。
お坊さんからの回答 1件
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わざわざ捨てる必要はないと思われます。
（スムーズに欲を捨てられる過程は私も教えて欲しいですが）
勉強してまではやりたくないことってのが気になりますが。
とにかくモチベーションがあがらないってことでしょうか。
勉強という努力は「結果を出す」というより「勉強という努力ができること」が本当に大切だと思います。
社会に出たり家庭を持てば、常に勉強の必要性を感じます。
その時に知識は元より「勉強という努力ができること」というスキルはとっても役に立ちます。
とりあえず「真っ当な気持ちで努力をする」にあたって以下のことに注意するとよいとされています。
①楽や楽しいほうばかり求めない ②苦しいほうから逃げない
③褒められるためにしない ④非難されるからとやめない
⑤名誉のためにしない ⑥不名誉になることを恐れない
⑦得を求めすぎない ⑧損することに怯えない
周りからちやほやされるためにする努力なんて思いっきり⑤に触れますね。
上のことを守る努力は、あなたを必ずいい方向へ導いてくれます。
まずは目の前のやるべきことを一生懸命にやってみましょう。
そうすれば道は開けてきて、開いた先に新しいゴールが見えますよ。
助言ありがとうございます。
私は、今まで自分のためだけに努力をしてきて、こんな欲にまみれたままではいけないとどこかで焦っていました。
しかし、今回頂いた「欲を無理に捨てる必要はないのでは」という意見に衝撃を受けると同時に、気持ちが楽になりました。
またそれだけでなく、「勉強はその結果で得た知識も大事だが、その過程も大事なのだ」という大切なことも教えて頂きました。
高校生にもなって、やっと勉強する(努力する)意味が分かりました。
大学生や社会人になる前に知ることが出来て、本当に良かったです。
今回教わったことを常に意識して、これからの進路決定や、成人して、社会に出た時の生き方に反映していこうと思います。
また、注意すべき8つのことも今から実践しようと思います。
今回は素晴らしい助言をくださって、本当にありがとうございました。
またお世話になるかもしれませんが、その時は改めてよろしくお願いします。
