忘れられない出来事
すでに退職した職場での出来事を、今も忘れられなくって苦しいです。
半年程前の出来事なのですが、会社で使用していた電化製品が爆発して、目の前にいた私だけが怪我をしました。
その爆発の原因を作った男性は、謝罪の言葉として『ごめんね〜』だったのです。かなりの怪我を負わせといて、謝罪の言葉として相応しいのか?と思いましたが、店長は笑いながら『あいつも反省してるから、許してやってよ。』と言う人間なので、まともな謝罪は出来ないと諦めました。
しかし、周りは気にしないような音にもビックリしたり、目を閉じるとあの時の強い光を思い出したりして、今でもあの時の恐怖を思い出しては涙が出ます。
いつになったら忘れる事が出来るのでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
思い出さないように練習してみましょう
大変な目にあいましたね。怪我の方は良くなったのでしょうか?労災保険を会社は適用したでしょうか?
ところで、トラウマというのはなかなか無くならないものです。しかし、時間とともに少しずつ少しずつ小さくなっていきますから、心配ないと思います。
もし、音や光や思い出すことによって恐怖を感じそうな時は、目を開けて目の前に見える物をしっかり見てください。右に何が見えるか、左に何が見えるか、正面は何が見えるか、しっかり見てください。現実をしっかり見ることによってその瞬間は過去の思い出は消えます。
また、思い出しそうになったら、また、目の前をしっかり見てください。
そのように、悪い思い出を思い出さない練習をしてみましょう。
また、爆発した原因をしっかり理解しておき、それをふと思い出しても、今はその状況ではない、何も心配ない、と自分に言い聞かせてください。
これからたくさんの経験を積んで、たくさんの思い出を作ってくださいね。そうすれば徐々に悪い記憶もそれらの新しい記憶によって存在感が薄まっていくと思いますよ。