約束は破るためにあるのでしょうか？
回答 2
有り難し 17こんばんは。ただいま。
この前、私が不登校だったことを会社のひとにメールで話したあと無視なんです、のご質問をさせていただきました。
あれからも、ずっと考えています。私が傷つけた言葉を言ったのでは？等々。同じ会社ですし。
来月、ランチに行く約束をしていて、あの問題メールの前にもお互いに楽しみな話をしていて。いろんな才能が私にはある、苦しいことも辛いことも支える、と言ってくれていたのに無視なんて受け入れられなくて。
約束は守るひとだと思っていたのに。信頼していただけにショックです。
いつも約束をするひとに限り約束はおいてけぼりです。
ひとは信じないほうがいいのでしょうか？
そう思っても「それじゃ寂しいでしょ？」と自分に問いかける私もいて。
お坊さんからの回答 2件
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大丈夫。みんなそんなもの。
貴女もそうでしょう？今までの問いを読み返してごらんなさい。
ウキウキした時もあれば、死んでしまいたいと思った時もあったでしょう。全部を実行していたら、文字通り「命がいくつあっても足りない」でしょう？
だからね、いい事教えてあげます。上から目線だけど、僕なりに苦労して気づいた事だから。
人が何かを言う時には、ある制約の下で言っています。
「今、私としては、こうしたいと思っている」…誰がいつ何を言っても、この言葉が(省略されただけで)くっついているのです。そうでしょう？
だから、嘘なんてついていないんです。「もう死にたい」と言った時、「今私は、"もう死にたい、と言いたい"と思っている」のが真実です。身に覚えがあるでしょう？
何かあっても、貴女を支えるよ。その人がそういう気持ちになったのは本当でしょう。けれどそれは、その瞬間の真実。「誓う」と言ったって、「今は、ずっと永遠にそうしたいと思っています」の表明でしかないのです。
…がっかりした？でも、間違ってないでしょう？
さて「人は信じない方がいいのでしょうか？」ですが、今の貴女には「信じない方がいい」と言っておきます。貴女の「信じる」は安易な気がしてね。だって、自分の今までの言動を思い出せば、「私は言ったことは実行します！」って、胸を張って言えないでしょう？
けれど、それが人間というもの。ついつい耳障りのいい、かっこいい事言いたくなるけれど、「そう、そうでいてくれたら、それが実現したとすれば、嬉しいな」程度に割引して聞いておくことを、今は勧めます。
素直なことが大切
拝読させて頂きました。なるほどね…。状況によってもいろいろあるとは思いますね。その内容の重さ軽さは受け取る人によって違いがあるでしょうからね。
約束したのに無視されたり反故にされたりしたらやはりショックですし、悲しいですし、怒りもあると思います。
約束ですから重さ軽さもあっても守ることが人としての基本的なあり方ですからね。
昔は約束したのに破る場合には自分の命や罰を受けても構わないという重大なものもありました。
ただ逆にそれだけ約束を破ることも当たり前のようにたくさんあったことなのですよね。それは古今東西変わらないことでしょうからね。
約束を破った方はどうかと言えばその時点で間違いなく信用を失います。人との信用もですが、自分の信用も落とします。自分ってやっぱり約束も守れない愚か者だと自覚せざるを得ないからです。どんなに表面上取り繕っても自分には嘘はつけませんからね。
ですから約束を破ることに対する報いは必ず自分に訪れることになるのです。
世の中いろんな人がいます。ですからあなた自身がどう生きていきたいのか我が身を省みてみる機会になさってくださいね。
できるだけ約束を守ること、嘘をつかないならば必ずや自分は自分に素直になれます。そして人に対する時も素直に向き合うことができます。
あなたの未来が自分にも周りの人たちにも素直にお互いを尊重し理解することで心から分かち合うことのできる毎日であります様にとお祈り申し上げます。
質問者からのお礼
佐藤 様
おはようございます。
いい事、教えていただいて有り難うございます。「支える」という御言葉に何故か涙が溢れます。
kousyo kouuyo Azuma 様
おはようございます。
素直になれたら。素直でいるほうが誰かを傷つける気がします。私も愚かな人間です。
