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思う想いを

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有り難し有り難し 3

健康の大切さを感じる機会が増え、親元を離れて20年近く経ち現在は故郷へ帰っての生活。
時おり実家へ帰り祖父母が眠る墓前の周りの草むしり、幼かった頃に走り回ったり遊んだ路地を歩いたり写真を撮してみたり…
そのような時間が過ぎ、今年も残り数ヶ月。

12年前ご縁を頂いて出会った方との半年ぶりの再会、お会いする度に私自身や両親の事を気にかけて下さる人生の先輩「元気であることが一番の親孝行よ」と教えて下さった。

心配をかけただけに年を重ねてゆく両親は、これからの私や家族に何を思い想いを馳せるのか…寂しさを感じることがあります。
両親や祖父母も同じ想いを寄せ重ねて今日まで時間が過ぎてるのかも知れませんね。

故郷を長年離れていたこともあり、友人が少なく一人で過ごすことが多く孤独さも同時に感じます。
それは私自身が至らぬ事もあり折角ご縁を頂きながら私自身が無にしたこと、自業自得なのです。

今朝、自宅のベランダに一匹の蟷螂が洗濯機の上へ止まってた姿を見ながら暫く動かない様子でした。
「虫の知らせ」という言葉があります。
蟷螂は私に何か教えて下さったのか、私に何かを問いかけられたのかは今は解りません。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

今日は全国的に晴れのようで散歩するには良い日ですね。
ところで小林一茶の俳句に蟷螂が出てきます。
「蟷螂や五分の魂見よ見よと」
小さな虫と侮ってはいけません。彼らも精一杯生きているのですから。つまり油断するなということですね。
また蟷螂は鎌を振り回すから友達はいない感じがしますね。もしかしたら、あなたと同じなのかな?いや、失礼しました。あなたの丁寧な文面からはとても鎌を振り回すようには感じませんね。
季節はもう秋ですから、蟷螂とはしばしのお別れ。その蟷螂が次は人間に生まれ変わるとことを願いましょう。

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有り難し
おきもち

私は浄土宗の坊さんです。 少しでも何か参考になればと思って回答しています...
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質問者からのお礼

お言葉を拝見させて頂いております。

小林一茶の句を読みつつ、蟷螂が鎌を振り回し前を歩む姿を想い想像をしてみました。

正にそうかも知れないません。

想い思うことを表現するには些か難しいものがありますが、秋の気配を感じ蟷螂も小さな命を大切に生きていることの学びがありました。

共生

お言葉有り難うございます。

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