「友人の少なさそうなあなた」に、「ほぼ友人のいない私」からのアドバイスです。
　友達いないと淋しい…かといって、友達に合わせると疲れる。これは皆に共通します。
　だからどうするか…合わせるのがメンドくさければ、相手を自分に合わせさせるのです…絶対的な魅力･才能・実績のある人にはそれが出来ます…許されます。
　でも、もしそれが出来ないようならば、友人に無理に合わせなくて良いんじゃありませんか？　付かず離れず、大概・適当に友人と歩調を合わせる…。今や学食なども「お一人様」専用席が用意されている時代ですから。
　多くの友人のいる人は、それだけ多くの人との小さなトラブル抱えている人で、それを上手くやり過ごすことの出来る度量を持った方です。そして、それは素晴らしい才能です。多くの人に備わるものではありません。
　だから、実は周囲にいる輝いてみえる人も、内心辛い思いを抱えていたり、割と孤独を感じていたりします。
　友達なんて一人いれば良いんですよ。一人もいないとおっしゃいますか？
　大事な存在を忘れていますね…仏様です。あなたを一人にはさせないとお約束して下さっている存在です。仏様と一緒と受け取れたとき、あなたは孤独を感じなくてすみます…卑屈になる必要もありません…小さな自信と安心が生まれます…そんなあなたが周囲に不思議な魅力の存在（コイツ、一人なのになんか余裕じゃん）と受け止められるかも知れません。そこから何かが生まれるかも知れません。
　卑屈にならず、傲慢にならず、自然体で生きていきましょうよ。

小林　覚城

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