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合掌は右手が仏さま左手が私

まずは手を合わせてみてください。

ご自宅でお母さまを看取られたとのこと。
あなたの真心とともにお母さまは旅立たれたのではないでしょうか。

死後の世界はおっしゃる通り行ってきて見たことがある人がいるわけではありませんが、人間は亡くなったからといって無になるわけではないような気がします。

目を閉じて、手を合わせてみると、在りし日のお母さまの姿が浮かび、声が聞こえてくることでしょう。

お母さまの体はなくなってしまいましたが、あなたの中にお母さまはいて、あなたとお母さまは一緒になったとも思えませんか。

私たちは生きていながら、知らず知らずのうちに仏さま、ご先祖と一体になっている瞬間があるということでしょう。

そしてあなたもいつかはお父さん、お母さん、おじいさん、おばあさん、と一緒にご先祖、仏さまになります。

そのときにお母さまとまたお会いになって、一体になれる、ということでしょう。

合掌は右手が仏さま、左手が私たち、仏と衆生が一体になることを表しています。

心を鎮めて手を合わせ、あなたが仏さまと一体になっているとき、あなたはいつでもお母さんとつながることができるとも言えるでしょう。
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質問
母に会いたいです
先月、病気療養中だった母を自宅で看取りました。 訪問看護や訪問診療 周りの方に支えられ最後まで自宅で過ごすことができ、母は「私は、幸せ者だ。ありがとう」と言ってくれました。 今は寂しくて仕方ありませんが、あの世があるならまた私の母になってもらえるように、笑顔で会ってもらえるように、今後一生懸命生きて天寿を全うしたら、私はまた母に会うことができますか? 誰もあの世を見た人はいません。わかってはいますが、お坊さんの きっとまた会えるよの言葉が欲しいです。
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