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お別れが辛くないよう、大切なことを忘れる認知症

親孝行したい時には親は無し
認知症で少しずつ変化していくお祖父さまを見てきたとの事。

認知症とは「長い旅路に出る(死を迎える)準備をするため、この世との別れが辛くないように、大切なことを忘れていく」と聞いたことがあります。

誰もがいつかは年を取り、病に伏せ、死んでいくのです。
愛する人との死別(愛別離苦)もあれば、好まない人とのお付き合い(怨憎会苦)もあるのが人生、この娑婆世界です。

けれども最期は「俱会一処」、みな同じ様に還る場所があります。
お祖父さまはいつも愛するあなたを見守っていますよ。
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亡くなった祖父が怒っている夢
昨年末、大好きだった母方の祖父の三回忌をすませました。 幼少期は両親と離れて生活しており、祖父母を実の父母と思っていたほどで、生前はとても可愛がってもらい私も祖父のことが好きでした。 祖父が亡くなり一週間後、夢に祖父が出てきました。生前には見たことのないような怒った顔で、寝ている私の上に馬乗りになり、『お前のせいで・・・お前のせいで・・・』と私の首を絞めました。私はただ涙がとまらず、とても悲しい気持ちになりました。 祖父が夢に出てきたのはそれが最初で最後です。 亡くなる前の祖父との関わり方について、後悔していることがあります。認知症を患い次第に変わっていく祖父を受け入れられなかったこと、祖父の介護の仕方について不満があったにも関わらず、何もしてあげられなかったこと(私にとってはいい祖父でしたが、いい夫、いい父親ではなかったため、晩年の祖父の環境はあまり良い環境とは言えないものでした)、危篤の知らせを受けてもすぐに駆けつけられず、1人病院で逝かせてしまったことなど数え切れません。 認知症を患ってからは、私を頼りにしてくれていたところがあり、祖父は裏切られ見捨てられたような思いを抱えていたかもしれません。 三回忌の際、普段は蓋をしているけれどまだその時の後悔と悲しみや悔しさから抜け出せていないことに気がつきました。 いつまでも負の感情を持ったままでなく、この人生での祖父との縁を良いものだったと思いたい・・・でも、なかなかうまく切り換えることができません。 この経験からどのように考え、どのように学び、どのように生きていったら良いのか、なにかヒントを教えて頂けたら幸いです。どうぞよろしくお願い致します。
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