苦しい心
結婚して五年になりますが、主人に対してどうしても許せない気持ちがあり、苦しいです。
結婚当初主人は仕事を解雇になりました。娘が生まれて生後1ヶ月までの約一年無職の状態でした。その間の主人の生活にまず毎日腹が立っていました。朝は私が仕事に行く朝九時前も寝ており、夜は朝方まで起きてました。時々はお財布の中からお金が少し減っていたこともありました。主人が取ったのを見たわけではないのですがどう考えても主人しかいないのです。私が働かなければ生活できなかったので臨月ギリギリまで働きました。その後は育児休暇がない会社だったので退職せざるおえませんでした。娘のお宮参りの時も約束していた時間に来なく、連絡しても連絡もつかず約束の時間から30分遅れて連絡がきたり私の親も主人にたいして不信感をもっておりました。
ちょうど同時期に、家の中で身に覚えのない銀行の明細がでてきました。 そのとき主人はまだ無職で収入もないのに残高45万となっていました。後で聞いたところパチンコで貯めたらしいです。見たことのない主人の服が増えていたり、自分自身にそのお金使ったんでしょうね。私と生まれたの娘の生活費は私の少ない退職金で何とかしました。主人にやっと仕事が決まったかと思っていたりら、夕方四時から10時までの月八万円のアルバイトでした。娘もまだ生後2ヶ月で私も産後の体調が悪かったのですが、生活費が全然ないので少しアルバイトに行ったりして何とか生活をしのいでました。今は何とか主人の仕事も改善され、安いながらも正社員にも着けました。でもどうしてもその時の事が頭から離れず、主人を人として許せない自分がいて苦しいです。
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許せない自分を許しましょう
まあさま
ご質問拝読しました。
現在は生活が安定していらっしゃるようで安心ですね。
たとえばですが、怪我をしたときは痛みを感じにくいのですが、時間が経って落ち着いてくると、痛みを実感して辛い思いをします。ようやく安らげる環境になって、ご苦労なさっていたときのしんどい思いが心を支配してしまっているのでしょう。
拙僧がそうなのですが、相手を褒めることよりも、相手の欠点を探して指摘することの方が得意ですので、ついつい相手の良い点を見逃して至らない部分ばかりを責め立てて、ということをやってしまいます。ご主人の至らない部分はもちろんあったと思いますが、すばらしい部分もたくさんあると思いますので、これからそういう部分を一つでも多く知っていくことで、心が癒やされると思います。
ただ、許せないと思う気持ちは簡単に消えるものではありません。仏さんじゃ無いんですから、許せなくなることもありますよ。大事なのは、「許せないと思う自分が間違っている」と思うことです。許せない自分を今は許してあげましょう。時間が経てば「許せる」あなたに成長されているでしょう。その時に「許せなくてゴメンね」ってお伝えされてはどうでしょうか。
合掌
質問者からのお礼
本当に心暖まるお言葉いただきありがとうございます。許せない自分を今は許してあげようというお言葉に、すごく救われました。心が軽くなりました。主人の良いところを1日一つずつでも見つけて、良い家族関係を築いていこうと思います。本当にありがとうございました。