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生き方の正解がわかりません

回答数回答 1
有り難し有り難し 3

よろしくお願いします。

少し前に父が亡くなりました。
兄弟が複数人います。
遺産相続で揉めに揉めました。あまりに酷いやり方に私と1人の兄弟は相続放棄し、結果的に傲慢な人たちだけが相続するという形になりました。
口ではこれからは母を守るし、詐欺にあったら助けるなどと夢物語ばかり上等なことを言います。
でも現実は、初盆の準備や片付けなど一切せず香典も出しませんでした。
昔から母の様子を見たりお墓参りをするのは放棄した側です。

相続した側から「貰える物は貰えばいいのに〜。面倒なことはやりたい奴にやらせておけばいい」と見下され笑われました。
兄弟の考え方に触れるたびに
真面目すぎて融通が効かない自分のことが嫌いになります。

終わってみれば相続した側は得しかしていません。
自分のために人が世話を焼くのは当たり前のことで、そこに何の感情もないようです。
本人はただあるがままに生きているので悪気がなく「俺の言う通りにしないやつが悪い」と平然と言います。

いつかバチが当たると思っていましたが、実際には得しかしていません。
最近は私の方がずれていておかしいんじゃないかと思い始めてきました。
間違った生き方をしているのは私の方で、感謝や慈悲なんて実はなくてもいいことなんじゃないかと…
もう生き方がわからなくなってしまいました。

相続に勝ったと笑っている人たちのことを指をくわえて見ながら雑用をやっている姿を
我が子が見て育つと思うと、私のようになって欲しくありません。

私は頑張って相続するべきだったのでしょうか。
ズルさや傲慢は私が思うほど悪いことではないのでしょうか。
相続以外でもずっと損をしている自覚があるにも関わらず改善されないのは、やはり私に問題があるのだと思います。
でも生き方の正解がわからなくてすごく苦しいです。

2023年8月17日 18:42

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

どちらでも良い

財産はあの世に持っていけません。
相続するしないは、どちらでも良いのです。
法律というルールに則って、もらえるならもらえば良いし、もらえないならもらえなくても良い。
「どちらでも良い」という安心感が、人生の平安につながります。
この世に、絶対にやらなきゃならないことは無いのです。
それでも一応、やりたいかやりたくないか、できそうかできなさそうか、やってみてどうだったかを考えながら、今できることをできる範囲でやりましょう。
真面目すぎて融通が利かない場合は、あなた自身がそのような生き方を好んで選択していると思いましょう。
追記
 たとえば、仮に高齢者が家族から見放されても、役所に情報提供(相談)すればそれなりに対応してくれます。
 危険なのは、外部に相談せずに家族だけで問題を抱え込んでしまうことなのです。
 「絶対に私がやらなきゃ」の固定観念を破壊することで人生が楽になる。
 感情的に受け入れ難いかもしれませんが、頭の片隅に残しておけば、本当にダメだ!というときの保険になります。

2023年8月18日 0:45
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有り難し
おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四...
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質問者からのお礼

回答ありがとうございました。
この回答を他の兄弟が読んだら「ほら、お前が悪い」と笑うと思います。

“絶対にやらなきゃいけないことはない”
“そのような生き方を好んで選択している”
涙が出るくらい否定したいです。
でも、人の目に映る私の姿はお言葉通りなんだろうと思います。

やりたくない!できない!でやらなくて済む人が羨ましいです。
私にやらない選択肢はありません。
私がやらなければ母が死んでしまいます。

このまま生きていくのか…考えます。

ありがとうございました。

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