思い出した事があります
思い出した事があるので投稿します。私はまだ鹿児島の実家にいた時に祖父母から友引には結婚式はいいけど葬式は駄目と聞かされてきました。多分今もそうだとは思いますがなぜ友引には結婚式は良くて葬式は駄目なんでしょうか❓教えていただいたら幸いです
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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六曜といいます。
友引とは六曜と言って、その日の吉凶や運勢を表すものです。
大安・友引・先勝・先負・仏滅・赤口の六種類あります。
まったくの迷信だと言われていますが、結婚式、引っ越し、祝い事を大安の日にするなど、よく耳にします。
友引に葬儀がダメだと言われる理由は、「友を引く」というその漢字に由来します。
死者が一人であの世にいくのが淋しいので、友達を引っ張っていくという意味です。
逆に結婚式は、友達にも幸せが引き寄せられるという事で、良い日だと関係者から聞きました。
六曜ですが、仏教とはまったく関係がありません。
なので、理屈から言えば友引に葬儀を行ってもまったく問題ないのですが.....
友引に火葬場が休みなの で、必然的に葬儀ができません。(最近は休みでないところもあります)
余談ですが.....
私のように僧侶をしていますと、突然葬儀になることもありますので、お寺の役員会など大事な予定は、友引の日を利用して行います。
友引に捉われる必要はありません
友引、大安などのことを六曜と言います。六曜の書いてあるカレンダーもありますし、ないものもあります。六曜の起源については、諸説ありどれが本当かはわかっていません。聞かれた時に一例として私が答えているのは、諸葛孔明論です。戦の戦略として考えられたものだと言います。友引は、もともと共引であり引き分けの意味です。先勝は先んずれば敵を制すの意味で、大安は戦士の休息にあてる日などです。
私もホテル勤務経験がありますので、そういうことを気にする方が非常に多いことは知っています。ホテルのカレンダーは大安、友引を中心に予約が埋まっていました。どの説をとるにせよ、科学的に証明できる根拠のないものであり、迷信の一種だと思います。
大安であっても事故は起きますし、友引であっても人は死にます。すべてが六曜で言われているようなことが起きるとすると、世の中は成り立って行きません。そういうものに捉われるより、世の中にはもっと大切なことがたくさんあります。ただ、大上段に振りかぶって否定し、自分の考えを押し付ける必要はありませんが、そういうことを信じている人もいると思う程度でいいと思います。私には必要のないものだと思い、六曜のないカレンダーを使用しています。そのため、浄土真宗では友引であっても葬儀を勤めることは普通に行なっています。