回答 2
有り難し 13最近、病気で友人を亡くし、お通夜に参列させてもらいました。
その際に、お坊様が友人の頭元に立ち
剃刀？みたいなもので空を斬るような動きをされていたのを目撃しました。
以前、自殺した姉のお葬式の時も、していたので、もしかしたら、友人は病気ではなく、病気を機に自殺してしまったのではないのかと、不安になりました。
そこで質問なのですが、自殺した方のお通夜やお葬式などは、そういった事をされるのでしょうか？
私の家は浄土真宗西本願寺です。
友人の家はわかりませんが、浄土真宗ではなかったと思います。
お坊さんからの回答 2件
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おかみそりの儀をして戒名（法名）を授ける。
これは【仏弟子】になる儀式です。
本来は、みんな生きている間に【おかみそりの儀】を受け、【仏弟子】として生きていってほしいのですが、通夜葬儀の場でそれを行うということは、生前には残念ながら仏弟子の名告りを上げるご縁に恵まれなかった方なんでしょう。そういう人たちは、荼毘に付されてお骨になってしまう前に、一応まだこの世に肉体が残っているうちに、滑り込みギリギリセーフ!!みたいなかたちで、せめて仏弟子になってからこの世を去ってもらおうという願いが込められています。
ですから、何か悪霊祓い的なおまじないではありませんので、どうぞご心配なく。
むしろ、通夜葬儀の一番大切、肝心要の部分をよくぞちゃんと見ていて下さいました。できれば、あなた様がお若くご健在なうちに京都・西本願寺にておかみそりの儀を受け、法名を賜り、「私は真宗門徒である」つまり「I'm a Buddhist.」というアイデンティティーを持って、今後の人生を生きていっていただきたいものです。
御質問頂き有難うございます。おかみそりという行事で、仏弟子になるという事でございます。本当なら本山（西本願寺）で生きている間に御門主さまから帰敬式という事で受けて頂いて法名を頂いて、私は真宗門徒であるという事ですが、やはり頂く事が大変な場合は、葬儀の出棺までに行う事でございます。最近は葬儀会館が多く葬儀前に行う事が多いです。合掌
追加 有難しありがとうございます。もし西本願寺さまに御縁がございま
したら1度帰敬式をご覧になられてはどうでしょうか。
転落院さま
早速の回答ありがとうございます！
おかみそりの儀というのですね！
剃刀みたいなものが使われていたので、自殺者への未練を断ち切るみたいな意味で行われていると勝手に不安に思ってしまいましたが、大切な事だったのですね！
私はまだ二十代で、京都は一度行ったみたいと思っていますので、その際は足を運ばせてもらいます。
慈敬寺の堅田さま
ご回答ありがとうございます(^-^)
そういったことに疎く、今回知ることが出来て嬉しい限りです。
機会がありましたら京都の西本願寺に足を運ぼうと思います。
