頑張りたいと思っているのに頑張れません
私は、これまでの自分なりの努力と、出会ってきた人々のおかげで、いくつかやりたいことを見つけることが出来ました。
ひとつはIT業界で技術を身につけて、世の中の働く人のパフォーマンスを上げる手助けをしたい、ということです。
有難いことに、内定を頂いたのでこの事は実現しそうです。
二つめは、社会人として落ち着いた頃、学校の先生になって誰かの記憶に残る仕事がしたいと思っています。
そんな尊い事が出来たら、生きた意味を見いだせるような気がして、自分の喜びに繋がると信じています。
その為に読書や情報のアンテナを貼り、思考を続けていこうと意気込んでいます。
現在、私は趣味の楽器の研鑽と、卒論の作成に追われています。
本当は全てに全力をかけたいのですが、体が追いつかず、継続しようと決めた事から離れてしまったりと、怠けている自分が情けなく思います。
自分を労り、息を抜くことは大事だと分かってはいるのですが、1度息を抜くと全てが堕落してしまい、復帰に時間がかかってしまうのです。
そこでお聞きしたいのですが、「休む」とは、どのような気持ちで、どのように過ごせばよいのでしょうか。
頑張りたいけど頑張れない時はどう捉えればよいでしょうか。
サボった後に毎度後悔し、頑張っても「もっと頑張れるのではないか」と追い込んでしまいます。
「頑張った先に何が待っているのか」、「自分が頑張ったことを認めてあげることは出来るのか」、誰かに寄りかかりたいけど弱気な自分をさらけ出せず、見栄を張って独りで疲労を感じてしまいます。
こんな私に何か、お言葉を頂ければ幸いです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
人ね一生は
拝読させて頂きました。
あなたが夢や希望の実現に向けてご縁に恵まれてきてこれからの道が開けてきていらっしゃること、とても喜ばしいと思いますし、ぜひぜひこれからあなたなりにご精進なさって頂きたいと切に願います。そしてあなたを心より応援したいと思います。
どうかあまり焦らないで下さいね。
言葉としては「少年老い易く学成り難し」や「光陰矢のごとし」等々人生の短さやものごとを成し遂げていくことの難しさや与えられた時間は限られていることを言っているのかと思います。
しかし私はあまりガツガツ頑張り過ぎてしまうのもいかがかな?とも思います。私達の人生は限りがありますし、私達が人生でできることにも限りはあるものです。ですからいつの間にか自分は怠けずに頑張り続けなければならない、夢や希望わ成し遂げる為には何もかも犠牲にして休みなく働かねばならぬと思い込んでしまっているように感じます。逆に頑張り続けないと怠け者だとか落ちこぼれだとか負け犬だとか思い込んでしまったりするように思います。
ですけれどもそれはムリがあると思うのです。
私達は生きものです。ですから生き抜いていく為にも何かを続けていく為にも様々な人やものごとを育んで次につないでいく為にも必ず休むことが大切になってくるのです。寝る間を惜しんであくせく働く時期も僅かにあるかもしれないですが、体調を考えずに続けていたら自ずと長く続けていくことはできません。電光石火で光輝く時はあってもほんの一瞬でしかありません。スポーツ選手達等々華々しい活躍する方々はそれでもいいとおっしゃる方々はいらっしゃるかもしれませんが、それでも何が何でもとムリしては決して善い結果にはなりません。まして私達の人体は人にもよりますけれども1日の三分の一はしっかりと睡眠とって、1日2〜3回しっかりと栄養とって休むように組み込まれているのです。
前置きが長くなってごめんなさい。ですからあまりガツガツムリせずに、自分自身を大切になさって心も体もしっかりと癒し回復なさり管理なさっていくことが一番の近道であり大事なことだと思います。
徳川家康公の言葉「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し、急ぐべからず」
どうかあわてず心身共に充実なさり豊かな未来を自分の為に皆様の為に歩んで下さいね。
質問者からのお礼
ご回答ありがとうございます。
お礼が遅くなってしまいすみません。
仰る通り、人生に焦っているところがありました。
「こうした方が良い」「もっと頑張らなくてはいけない」と完璧超人を目指すという、無理難題によって心の余裕を無くしてしまったので、今日の自分の行いを振り返り良いところも悪いところも受け止めようと思います。
そして、今日1日頑張れたことに、感謝を覚えようと思います。
危うく人生の重荷を早く完璧に成そうとして何も成さずに潰れるところでした。
自分の体調を真摯に受け止め、その時出来ることを精一杯取り組んで生きていこうと思います。
今の心のモヤモヤを文章にし、回答を頂いたことで冷静に自分を見つめ直すことが出来ました。ありがとうございます。