檀家について
初めまして。檀家について二点教えてください。
私は結婚20年。嫁ぎ先は小さい真言宗のお寺の檀家です。
元々主人の仕事の都合で、姑とは同居はしていません。
現在離婚調停中です。
質問1 檀家は代々引き継いでいくものなのでしょうか?
質問2 お布施とは生活を犠牲にしてもやらなくてはいけないものなのでしょうか?
孫は私の娘、二人しかいません。主人の妹は40代半ば未婚。主人は病気の
関係でこれ以上子供は見込めません。下記の理由で離婚調停になっているため、
娘たちの負担になってしまうのは避けたい。(舅の事は大好きなので、写真を飾り
お参りはしています。)
5年前に舅が亡くなりました。
生前舅は姑に1日230円、ワンカップ大関を買うお金しかもらっていませんでした。
楽しみテレビのみ。お金を使ってお友達や身内に会うことも許されていませんでした。
姑は償いという事で一生懸命生活費を削りお布施をしています。
(主人や義妹の教育資金もお布施に回しており、二人とも多額の奨学金を借りていました)
三回忌が終わった年のお盆に帰省した際、高一の娘が夕飯のおかずにチャーハンをリクエスト
した事に主人が激怒。事が起こる10分前まで家族4人で楽しく温泉に入っていたんです。
姑も加勢し、そのまま娘を追い出し、それをかばった私、当時3歳の娘も
一緒に追い出されました。その晩はホテルに泊まり、自宅に戻りました。
二日後主人が自宅に戻ってきました。が、自宅の玄関ドアにチェーンと南京錠をかけて
私達が入れないようにしてありました。それを見た娘たちは大泣き。。まさに地獄絵。
それから警察の指導により段取りを踏んで一週間後に南京錠を自ら解除。主人からは
音信はありませんでした。別居したままです。
幸い主人のお給料の振込口座の通帳、印鑑、キャッシュカードは
私が持っていたので、住処を奪われた以外は子供達の学校、保育園、習い事もそのまま通わすことが出来ました。
主人はクレジットカードが使えた為、私は一定の現金を毎月届けました。なんの音沙汰もありません。
私から通帳、印鑑、キャッシュカードの返却の事もあるので
調停を申し立て離婚を前提に話し合いをしています。
主人も弁護士をたてて調停には来ています。
バチ当たりの質問と大変ご回答し難い内容だとはは思いますが、よろしくお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
お疲れ様です。
ウラツボさん、こんにちは。
ご苦労、お察しします。
最初に質問から
質問1 檀家は代々引き継いでいくものなのでしょうか?
引き継ぐことはありません。今は信教の自由がありますから。ただしお寺にお墓があると、脱会するとお墓を移動しなければならない場合がほとんどです。檀信徒のための墓地なので当然といえば当然です。ただし私のお寺の墓地のように墓地だけの契約の場合もあります。約款を見ればわかりますが、昔からの檀家墓地で約款が場合はない場合は檀信徒契約になると思います。
質問2 お布施とは生活を犠牲にしてもやらなくてはいけないものなのでしょうか?
お布施とは自分のできる範囲でするものです。もちろん自分の生活を切り詰めてもされるお布施はそれもまた尊いものです。でもお布施をすることによって家族が不幸になるのであれば本末顛倒です。この姑さんがなぜそこまでお布施に拘るのかわかりませんが、やはり家族が理解していないのであれば、やはり良いお布施のあり方ではないでしょう。
今は離婚調停中ということですが、離婚をなされて、子供と正しい生活の道をお進みください。仏教信仰とは本来その道を説いているのですから。
がんばって!何か問題があればいつでもご相談を。合掌
質問者からのお礼
大変わかりやすいご回答をありがとうございました。
舅が亡くなってからモヤモヤしていた心に一筋の
光を頂いたような気持ちです。
姑は檀家として特別扱いしてもらえる喜びの為に
お布施をしているんだと思います。
今後は私たち三人の正しい道のために精進していきます。
また、心が苦しくなった時よろしくお願いします。