子供時代の心の傷
私の母は私を産む前から鬱病でした。
私の2歳下の妹が生まれてからは、離婚したこともあり、不安定で、入退院を繰り返しており、入院してない期間も新しい彼氏と過ごしたり仕事に行っていたりで、一緒に過ごすことは少なく、満足に甘えることはできませんでした。でも私は母が大好きで、一緒にいたくて甘えたくて褒められたくて、いつも大人ぶって良い子にしていた気がします。
そんなふうに過ごしていて、私が中学一年になった夏休み明けに母は彼氏と喧嘩をしてその後自殺して帰らぬ人となりました。その当時は悲しいとかもう一度会いたいとか、人間が感じる普通の感情を持っていました。
でも少しずつ気持ちに変化が出てきて、母のことを考えなくなり、最初からいなかったみたいに思ったり、ここ2、3年は嫌悪感すら感じています。
育てられもしないのに私を産んだこと、私と妹を置いて死ねたこと、私と妹はこんなに苦しんで生きているのに自分だけ逃げたこと。こんな風に考えてしまいます。
自分の性格も歪んでいると思います。
何事にも本気になれない。表面的には普通にしているつもりですが、心の中では人の悪いところばかり目に付いたり人に文句をつけたり妬んだり、親しい人の前では口に出したりもしてしまいます。
これから先、誰かを心から愛することも、自分を愛することも、愛されることもできない気がします。幸せになれないと思ってしまいます。今現在、衣食住にも困っていないし、彼氏もいるのに、なんだか満たされず、ただ毎日をこなしていく。というような感覚です。
死んでしまいたいとも思います。
こんな何が聞きたいのかも分からない文章になってしまいましたが、誰かに読んでもらっていると思うだけでも少し気が紛れます。
有り難し 11
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