手にした幸せが怖くなります
離婚して初めて恋人ができました。
今まで交際してきた人とは違い、言葉でストレートに愛情を表現してくれる、優しい行動力のある人です。
私の離婚の経緯などもすべてお話ししたうえで、それでもいいからと交際を始めてくれました。当初から結婚を前提としてくれています。
私の忙しい趣味にも興味を持って、一緒にいられる時間ができるならとその趣味を始めてくれたり、趣味が理由で会えない時間があることも理解してくれています。
一緒にいないと不安になる私の性格を分かって、少しの時間でも一緒に過ごしてくれようとしてくれます。
ただ、今までの経緯(離婚や、それまでお付き合いしてきた人たちとのやり取り)とは全く違う、彼の愛情の表現と、思わぬ形で手にした幸せがとても怖くなります。
身に余る愛情表現を素直に受け止められず、いつか「すべて嘘だった」「結婚なんてするわけないだろう」と裏切られるのではないか。
彼と一緒にいない時間には、そんな不安ばかりがよぎってしまいます。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
完全無欠の人格者は要注意
DV夫にあたると悲惨な目に遭います。そんな男の特徴は、完全無欠な人格者、痒い所に手が届くような優しい人柄、社会的地位が高い場合もある等々で、要は見た目はすごすぎるほといい人です。そういう人は内と外で自分を使い分け、外で仮面をかぶっている分、家に帰ってきて我慢していたうっぷんを奥さんへのDVで晴らすのです。たぶんこうしたことを不安に思っておられるのでしょうし、ちょっとそんなふうにも思えたりします。
しかし、ストレートな性格で、嫌なものは嫌とか、自分のスの部分をあけすけに出す人なら、まぁ、そんな心配はいらないと思うんです。性格が良すぎるように見えず、よい部分とわるい部分の両方を恰好つけずに見せてくれる人ならご心配はいらないものと思います。
質問者からのお礼
了教寺 藤岡ご住職様>回答ありがとうございます。完全無欠、ではなく、回答にあった通りの自分の「ス」をあっけらかんと見せてくれる人です。好きなものは好き、嫌いなものは嫌い、それはきちんと話してくれますし、そういった価値観がびっくりするほど同じで、そこも二人でお付き合いを始めるきっかけになりました。自分のネガティブな想像が、相手の方に不快な思いをさせなければいいなと思うことが不安です。