hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

借金が返せないときはどうすればいいですか?

回答数回答 1
有り難し有り難し 8

両親に多額の借金があります。
借金の原因は父が経営していた小さな会社です。
倒産前に父母ふたりで親戚、知人に泣きついてお金を借りてなんとかしようとあがきました。
ですが、会社を存続させるのは無理でした。
倒産と同時に父も脳梗塞で倒れました。
年金でなんとか病院代はでていますが、お金を貸してくれたひとに返すあてがありません。

貸してくれたのは、高齢の親戚のひと、古くからの友人らしいです。
自身に必要なお金を「今だけ」という約束で貸してくれたひともいます。

お金がなければ誠心誠意謝り続けるしかできないと思うのですが、
母には「そんなので許してもらえるわけがない」と言われます。
「あなたには私の気持ちはわからない。
お金を返す以外に方法はない。でも、どうすることもできない」と泣かれます。

恥ずかしながら、私も両親に言われるまま会社のためにお金をだし、破産したばかりです。
両親の生活のため以外になにかしてあげる余裕はありません。
自分の貯金もありません。
なので両親の借金のことを自分のことにように考えてあげることができません。
考え出すと、自身の再起ができないのがわかるからです。

そんな情けないわたしが母にしてあげること、言ってあげることはあるでしょうか?
どうすれば母は前向きになってくれるでしょうか?
また、お金を貸してくれたひとたちに娘としてわたしができることはあるでしょうか?

不甲斐ない私にお知恵をください。

両親 70歳
私 30代後半(2か月前に結婚しました)

この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

倒産でなくならない尊さを見出してほしい。。

質問拝見しました。

私もお金に振り回されて負の連鎖が続くご家庭を何件か見てきました。
ご両親の事が気になるお気持ちはお辛いでしょうが、結婚されたmika様ご自身の再起を考えてください。

文面を拝見して、一番気になるのはお母さまの「私の気持ちは分からない。お金を返す以外に方法はない」という部分です。

あくまで、推察ですが
・人生のこの時期に大半を過ごした会社が倒産したむなしい気持ち
・ご主人の介護を一人で負担しなければならない大変な気持ち
・お金にまつわる人間関係での辛い気持ち
・倒産によるおかねのせいで、今まで気づきあげてきた信頼関係が崩れたダメージ受けた気持ち
・これから生きる意味を見出すことができるのだろうか
などが複雑に絡まっている気がします。

お母さま以外にも会社の倒産を経験した方、ご主人が病に倒れた経験をお持ちの方は世間に入るかもしれないけれど、その気持ちの絡まり方は人それぞれなので、「私には〇〇の方法しかない」という思いが生まれて辛いお気持ちになっている。

ですが、絡まり方が人それぞれであるだけで、そのひとつひとつの要素はいろいろな方が経験されている部分はあります。

〇〇以外の方法しかないとお母さまがご自身を追い込むのではなく、自分が今、できるかどうかや選ぶか選ばないかは別として、時間はかかるかもしれないけれど世のなかにはいろいろな方法があるという事を知ってもらいたいです。

また、mika様にできることとしては、お父様やお母さまが会社を経営している中で大切にしていた思いや座右の銘などを知っておいてほしいです。
結果として倒産したけれど、それまでの働いていた部分の尊さが否定されるのは忍びないです。
今はとても大変かと思います。
倒産がご両親の人生すべてを奪うことにならないよう、お金に換えられない部分の尊さは持っていただきたく思います。

{{count}}
有り難し
おきもち

僧侶として長い時間を過ごしてきましたが、 四十年以上経った今でも、言葉や文字にできない思いはあります。 どんなに経験を重ねても、 世の中で起きる出来事や、自分の中に生まれる感情のすべてを きれいに整理して表現できるものではないと思っています。 だから、うまく書けなくても安心してください。 ここでは、無理に言葉を整えることよりも、 いったん息を整えて、静かに耳を澄ますことを大切にしています。 まとまりのない文章でも、途中で止まってしまっても構いません。 言葉になる前の思いが、そのまま置かれてもいい場所でありたいと考えています。
特別な準備や、上手に話すことは必要ありません。 このオンライン相談の時間は、あなたのために差し出された時間です。 話すことだけが人生の目的ではありません。 言葉が浮かばないときは、 ただ呼吸に耳を澄ませる時間として過ごしていただいても構いません。 日常の中で受けている外からの抑圧やストレスから、 ひととき身を離れるための「避難の時間」として この場を使っていただくこともできます。 僧侶である私は、何かを答える人というより、 あなたがこの時間を安心して過ごせるよう、 静かに同席する存在でありたいと考えています。 話がまとまらなくても、途中で止まっても大丈夫です。 この時間が、あなたのペースを取り戻すきっかけになれば幸いです。 なんまんだぶつ。

質問者からのお礼

ありがとうございます。

幸いうちの旦那も現状を知ってなお結婚したいと言ってくれ、
私の両親を大事に思ってくれています。
なので父の介護を母ひとりでしているわけでは決してなく、
わたしもいつでも傍にいるのですが、母がなげやりな言葉をつかうと悲しくなります。

私はこれまで頑張ってきた両親を知っているし、できるだけのことをやってきたのだと尊敬をしています。
が、お金関係で両親が迷惑をかけているのも知っています。

絡まり方がひとそれぞれ・・・でいろんな気持ちがあるものですね。
大切な部分を忘れずに前をむけるように、これからも両親を支えていきたいと思います。

煩悩スッキリコラムまとめ