誰かを思い続ける、恋い焦がれるという事は、
どなたも経験される事ではないかと思います。
それが原動力になることだってあります。

わたしにとっても、そうした方が原動力となって
今に至ります。まあ、私の場合は、直接お会いできる
方ではないのでございますが。
お釈迦様という方なもので。

さて、彼氏様、と呼んでいいものかどうかはわかり
兼ねますが、お友達以上、夫未満の関係でありたいと
いう思いがあって、そのことで、周りから色々と
言われることがおつらいという事でありましょうか。

小生は、気にしないで、思い続けられたらよろしいのでは
ないかと思います。

ただ、ひとつ気になるのは、彼氏様はひとりに固執されない、
自由な女性関係を持たれたいという方であるとのこと。

しかし、それは彼氏様もまた、理想とする人を求めての
ことなのかもしれません。

恐れながら、あなたではない、という現れでもあるのかも
しれません。

仏教は、無常、常ならない。常に移り変わり続けている
ということを説きます。
それは、わたしたちにはどうすることもできない、思い通りに
ならないことであります。
思い通りにならないということは、「自由」ではないということ。
それを無理やり自分の思い通りにしようとすると、かえって
思い通りに運ばない為に苦しみが増すと説くのです。

ではどうしたらいいのか。
常ならない事をしっかりと見つめたうえで、いまご自身に
出来る限りをひとつひとつしていくことが大事だと説くのです。

彼氏様と、どのようになっていくかどうかはわたしにも
わかりません。ならば、いまあなたに出来ることは、
ご自身を見つめ、人間性を磨いていくことではないでしょうか。

彼氏様という男性からみて、家庭的な魅力を持って居られる
あなたですから、その人間性を磨いていくことで、
彼氏様とむすばれようが、他のどなたかと結ばれようが、
ご自身はどこに在っても輝いていけるのだと思うのです。

その原動力が、彼氏様であるならば、それを思い続けたら
よいと思うのです。

その思いだって、やっぱり常ならないかもしれません。
そうした時期が来ないとは言えないのです。

どうぞ、あなたのすてきな魅力を磨いて行って、
どのような道にあっても、輝いていてください。

あなたにさちあれ、さちあれ。合掌。

星　大晃

善應寺

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あと数年で、女性としての魅力は急激に落ちます。
そうなると、年下の彼からは、女性として見てもらえなくなるでしょう。
7年半の付き合いのうち1年も連絡をとっていないんでしょう。
彼にとってあなたは、「終わった」存在ではないでしょうか。
友達関係ならば、お互いに恋人や配偶者がいても今までどおり連絡しあえばよいでしょうし。
焦って妥協する人生が失敗とは言えないのです。
人間の寿命には限りがあるのですから、年齢相応の決断をして人生を戦略的に生きていかないと、孤独でわがままなババアになるだけかもしれません。

願誉浄史

がんよじょうし。浄土宗教師。｢○誉｣は浄土宗の戒名に特有の｢誉号｣です。四...

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結婚することが必ずしも幸せとはおもいません。
お一人様が必ずしも惨めだとはおもいません。

生活の中で何を大事にするかで生きる道は変わります。

彼を想い続けるのはエネルギーいることです。
継続は大変でしょうが、続けてください。

だけど、結婚は別。
恋は彼の事を好きでできる。けど、彼の大事にしていることも好きでいられなきゃ、自分を認めて欲しい感情が出て別れが来る。
相手があなたを大切にすると同じくらい、あなたの大事にしていることも大切にしてくれきゃ結婚後も心の溝は満たされない。

蘭箸さまが考えてるようにライトな現状維持が無難な気がします。

余談ですが、村上春樹が翻訳した大きな木という絵本があります。
一度ご覧いただき、主人公の木のような想いを持ち続けられるならステキですね。

泰庵 　一法

圓鏡山　長慶寺

「変えるべきは自身ではなく歩む方向」「時間とお金の使い方」「向きが変われば...

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