助けてください
「あんたは体目当てだった。内面で好きになった人がいるからもう会わない」と、4年前に男の人に言われました。
それ以来、男の人が怖いです。
今目の前にいるひとは、あのひととは別のひとだ、と頭でわかってても、体がすくみます。
また同じことを言われたくないから、男の人を好きになれません。
男の人に内面を見られないわたしは、欠陥のある人間なのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
失敗を活かして幸せに
ゆゆ様
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。
そうですか・・それはおつらいことでありましたね・・
酷い人間はどこにでもおります。
拙生もその昔に、福祉活動をしていた際に、かなり酷いことをされて、しばらくそのことがトラウマになってしまっていた経験があります。
以来、用心深くに、ある程度疑って掛かるようになり、少し嫌な人間になってしまっておりました・・
しかし、ある意味では、良い勉強になり、自分の心の隙が、そのような事態を招いてしまっていたとも考え、以来、できる限り思慮深くに行動できるようになったのは、良かったのではないだろうかと考えております。
あまり疑いすぎるのもよくないですが、慎重さと共に、お互いが心の内を明かし合えるように、真心で繋がれるように、少しずつ関係を育まれてもと存じます。
とにかく、そんな酷い人と一緒にならなくて良かったと少し前向きにも捉えられてみて下さい。
愛は育むもの。次の恋が無事に実りますことを。
川口英俊 合掌
あなたの思い越しに彼を見るのではない
あなたはその方を見れていますか?
素直にありのままを。彼からの評価ではなく、気にするべきはあなたが彼をどう見ているかでしょ。彼は誠実ですか。あなたを大切にしてくれていますか。優しいですか。思いやり感じていますか。あなたは彼のために何かしたいと願っていますか。そこが大切なところなのではないですか。
人の評価や四年前の記憶より大切なことだと思います。目の前の彼をありのままに見てください。
これからの人生を
拝読させて頂きました。
そのようなこと言われてあなたの心は大変傷ついてしまったのですね。
そのようなことを言う者は大変愚かな者です。
全ての人がそのような愚かな者ではありませんからね。
先ずはあなた自身の心を楽になさってくださいね。そして落ち着いて人と接していきながらゆっくりと人を観察なさってくださいね。
自ずと言葉や行動のはしばしにその人となりが現れてきますし、誠意ある方なのか不誠実な方なのかはわかってくるものです。
よく目を見るとその人の真意のほどが見えてきますからね。
あなたがこれからの人生を素晴らしい出会いに恵まれてそのご縁を深めていき、心から信頼して共に分かち合うことができるようにお健やかに生きていきますようにと心からお祈りさせて頂きますね。
そしてあなたを心から応援させて頂きますね。
質問者からのお礼
川口 英俊 様
やはり、トラウマは自分自身の人間性も、相手への見かたも変えてしまいますね。相手に悪いと思いつつ、やはり相手を疑う癖は抜けそうにありません。難しいですが、少しずつ、心を開きながら、相手と心でつながれるような人になれればと思います。ご回答をありがとうございました。
邦元 様
相手のことを素直に見ているようにはしているつもりです。しかし、相手が返事を返してくれなくなったりすると、とたんに疑ってしまい、無意識のうちに表情が暗くなったり、いつもなら絶対しないような冷たい話し方を無意識にしてしまいます。疑ってはいけないと頭の中で考える一方で、相手への嫌悪感を示すような行動をしてしまっているので、もう少し相手のことを見つめなければと思います。ご教示いただきありがとうございました。
Kousyo Kuuyo Azuma 様
仰せの通り、ひどいことを言った相手は、ときどき「あれ?そんな言い方をするなんてひどいな」というような言葉使いをしていたな、と思います。自分が感じた違和感を気のせいと思わず、自身の気持ちに重きをおきながら、人を観察していくようにいたします。お心遣いいただき嬉しかったです。ご回答をありがとうございました。