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生きるのに疲れてしまいました。

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はじめまして。
私は既婚57歳の男性です。

大卒して社会人になった息子が2人、90近い両親と3世代で持家に暮らしています。

社会人になってから50歳になるまで、広告デザイナーをしておりました。25歳で独立しフリーランスとなり、26歳で結婚、30歳で再びサラリーマンデザイナーになり、42歳で再度独立しフリーランスとなり50歳くらいまでは経済的に困窮したことはありませんでした。

ですが、不景気、リーマンショックなどを機に顧客を次々と失い生活は困窮、デザイナーを続けることが不可能となり、そのタイミングでうつ病になりました。

私には困難を乗り越えられる技量が無かったのでしょう。

しかし働かないと食べていけないのでタクシーの運転手になりましたが全く稼げず、ますます生活は苦しくなる一方、毎日死ぬ事ばかり考えるようになりました。

妻は私のうつなど気にもかけず厳しい言葉ばかり言い放つようになり、気の休まる日がなく何種類もの抗うつ剤や抗不安剤で毎日を凌ぎながら生活のために職を探しました。

歳が歳だけに求職活動してもほとんど相手にされず、そんな中、なりふり構わず派遣型風俗店に応募したところ、フォトショップと多少のHTMLコーティングができることから採用となり現在4年目に至っております。

風俗業界で法人化している店のほとんどは、交通費、社保、厚生年金、労災・雇用保険などの福利厚生は全くありません。現在年収はフリーランスで稼いでいた平均収入の半分です。

この仕事は私にとって精神的に辛く惨めであり、良心の呵責にも耐えています。ましてや風俗で働いているなんて、親や妻、子供をはじめ誰にも言えず、仕事の悩みを話せる人がおりません。

それでも生活のためにと自分に言い聞かせ、心療内科に通いながら働いておりますが、毎日ストレスとの戦いで、生きるのに疲れてしまいました。

稼ぎの少ない私に愛想が尽きたのか妻は相変わらず私に冷たく、家にいてもいたたまれず居場所もありません。

こんな私に生きる意味などあるのでしょうか?
かれこれ5年ほど、笑っていません。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

拝読させて頂きました。お金を稼ぐ為生活の為にとあなた自身は不本意ながら今のお勤めなさっておられることを読ませて頂きました。
あなたがそのお仕事を本当になさりたくないならばもう一度しっかりとお考えなさることは必要かと感じます。
確かに社会の変化に伴ってお仕事できることも変わっているかと思います。
ですから不本意ながらもそうせざる得ない状況になってしまうことはあるでしょう。
とはいえ自分の心を偽り周りの人たちにも言えずになさっていることはこれから長く続けていくことができないと思います。

一旦は立ち止まって見つめなおしてみて、或いはやはりご家族の皆さんともお互いしっかりとお向き合いなさりご相談なさることは大切なことかと思います。
あなた自身ができること背負わなくてはならないこともあるでしょうけれども何も言わずに背負っていくことが望ましいとは言えないかと思います。

家族ですからお互いがお互いを尊重しあい助け合いながら生きていくことがやはりそれぞれ人生において大切なことかと思います。

あなた自身の心や身体も大切ですからね。

そのような時ですから余計にご家族の皆さんでしっかりとコミュニケーションをとることが大切ですからね。

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有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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質問者からのお礼

ご回答いただきありがとうございます。

仰ることはもっともかと思います。
できれば私もそうできればそうしたいと思うところです。
しかしながら、私と妻の仲は完全に冷え切っている状態でございます。何か話しかけても鬱陶しそうにするだけでコミュニケーションを避けておりまして、取りつく島もありません。夫婦仲の溝が深く離婚を考えることもございます。このような事になったのは全て私の不徳の致すところと思っております。甲斐性のない私などいっそ死んでしまった方が、保険金や遺族年金も入りますし、家族のためになるのではないかと考えております。

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