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9年間なぜ冷たい態度をとったのか告白

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結婚19年目になります。始めの10年間は家族4人とても幸せでした。
でも11年目から主人が自分の事がしたいと家族に無関心になっていきました。3年間は私にあからさまな嫌がらせをしてきたり、大事な2人の思い出の品が壊されたり。次の3年間は単身赴任にすると言って毎週末帰って来るか来ないかになりました。それでも私は上手く片付けが出来ないからか、脱サラを賛成しなかったからか悩み尋ね続けました。パートを始め依存しないように2人の育児に励みました。それでも、飾ってある二人の写真をシュレッダーにかけたり思い出がなくなるのは、私にとってとても辛い事でした。
ある日、気を悪くさせてしまいすぐに仮住まいに戻ったので、電車に乗り追いかけ、住所を調べ、玄関の前で1時間も出てきてもらえず、部屋を暗くされました。
私は終電になる前に子供の待つ家に帰り、初めて離婚の2文字を主人にメールしたら、今じゃないと返事がきました。私も2人が大きくなるまで頑張ろうと耐える事にしました。そして2年前単身赴任を終え、家に帰って来てくれた時は、やっぱり嬉しかったです。
でもこの2年間、主人は私と目を合わせないように食事を終えると書斎にこもる生活になりました。
先日、私の留守中に寝室に飾ってあった新婚旅行の写真が細かく刻まれ、結婚式の二人の写真の私の顔だけ切り刻んで捨てていた事に気付きました。さすがに悲しみを通り越して怖くなり、2人のことは自立するまで私が育てるから養育費と生活費は今まで通りで、通勤が辛くない所へ単身赴任していいよと告げました。
数日後、部屋を借りたので来月末に家を出、必要な時は顔を見に帰ってくると約束し、なぜ今まで9年も辛いことをしてきたのか、やっと、話してくれました。9年前、義父が鬱だったようで自殺したのです。そして、身近な死を体験した事のない私は自分を責め、主人の事も何かできたんじゃないかと責めたのです。主人はその時に、もう無理と思ったそうです。もちろん謝りましたが、主人が泣くのを初めて見ました。
9年もの間、お互いに我慢し過ごしてきたのかと思うと辛く、子供と密に過ごさなかった主人がどういう気持ちなのかと後悔しています。そして、今、一旦受け入れたけれど別居が正しいのか主人に何をしてあげればいいのか悩んでいます。どのように考えてこれから子育てをし、主人と接していけばいいのか、ご助言お願いします。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

しっかりと冷静にご相談なさって

拝読させて頂きました。
なるほど、お互いにとって大変辛い9年間だったのではないでしょうか?あなたにとっても旦那さんにとっても辛かったのではないでしょうか?
出来るならばお互いを思いやることが大切かとは思います。
それとお子さん達の成長に少なからず影響が出ているのではないかと思います。
できるならばお子さん達の成長を優先して頂きたいと思います。成長過程での親との交流や態度は少なからず人格形成に大きな影響を与えます。
お子さん達が成人してもなおそのことが尾を引いてしまうケースもあります。
親としてこれからどのように子供達を育てていくのか、どのように接していくことが望ましいかをじっくりと旦那さんとご相談なさってみて下さい。
あなたの旦那さんのことをお子さん達は心の奥で心配なっているでしょう、不安に思っているでしょう。そして自分たちの未来を不安に感じていると思います。

そのことは先ずどうしていくことが望ましいかしっかりとご相談なさって下さいね。

お子さん達があなたと旦那さんの愛情を受けながら皆さんに守られて健やかに成長なさっていかれます様、そしてあなたも旦那さんも心から豊かに幸せに生き抜いていかれます様切にお祈りさせて頂きます。

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有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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質問者からのお礼

お忙しい中、丁寧なお応えをありがとうございます。涙を零しながら、読ませて頂きました。何より一番大切な子供たちの事を心配して下さって有り難いことでございます。ご指摘の通り、小さい頃の子供たちには、私達のことで気を遣わせ、色々と寂しい気持ちをこらえ我慢させてきたのだと反省するばかりです。
夫婦お互いに鏡のように苦しみがあったと知り、またこれから子供たちの未来を安心させてあげるために、穏やかな気持ちで、心から子供達の将来を話し合って行きたいと思います。
あれから1週間、きちんと話し合いも出来ていないので父親としてのこれから、母親としてのこれからをきちんと話し合い、二人の子供を優先していきたいと思っています。
本当にありがとうございます。勇気をだして、幸せな未来を掴んでいきます。 合掌

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