妻の病と恐怖に負けそうな自分回答受付中
先週、体調不良で受診した妻の身体にがんのようなものが見つかりました。確定診断は出ていませんがクリニックの先生の見立てではおそらくそうだろうと。
本人は内心はともかくいつもと変わらず気丈に振る舞っています。一緒にごはん食べたりテレビを見て話したり飼っている犬たちを可愛がったり。
一方で妻は医療従事者であることもあり、あまり思わしくないと感じているようでこの先のことを考えているようです。
なのに私は突然のことにひどく動揺しています。
妻が話す万が一のことがあったときの希望をできるだけ冷静に聞いてみたり、妻の心境を思ってみたり、自分がしてあげられることはないかと考えてみたりもするのですが、一番に頭を占めてしまったのはもし彼女を失ったらこの先どうやって生きていけばいいのだろうか?という恐怖と不安でした。
不安で苦しくて夜中に目が覚めたり不意に涙がこぼれたり。
私より辛いのは妻のほうなのに。きっと孤独も不安も恐怖も私よりずっと強く感じてもいるはずなのに。自分の不安と恐怖でいっぱいになってしまう自分の弱さと醜さが嫌になります。
ずっと一緒にいられるものだと思っていました。もしそれが叶わないとはっきりしてしまったら。恐怖と不安とでいっぱいです。
恐怖や不安を乗り越えて妻にいつもの毎日を届けたい。
できる限りいつも通りに振る舞って話したり笑ったりしていますが、でもやはり苦しいです。
怖くて悲しくて誰でもいいから話を聞いてほしいと思ってしまいます。
心を持ち直す方法はあるでしょうか?
孤独、不安、嫉妬
お坊さんからの回答 1件
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強くある必要はない。分かち合って一緒に生きていく。
突然のことに、動揺しますよね。
ご本人もですし、ご家族皆さんが、今までのように過ごすことが難しくなっておられると思います。
病というのは、いつ何時、身に迫るか。
私たちは、老病死を避けることが出来ません。毎日が、今日が最後の縁かもしれないと考えながら生きる。僧侶は、そうやって生きております。
もちろん、いつまでも長く一緒にいて、変わることのない毎日を望んでしまいますし、それが自然な想い(欲)でしょう。だからこそ、変化していくこと、失うことを受け入れられず、不安で怖くて堪らなきゃなりますよね。
妻さんだけが抱える問題というよりも、それぞれに命を見つめる大切な時間を与えられたと考えてみましょう。
妻さんが、自分のこととともに、大切な家族のことを考えて行動されているのなら、あなたも今の気持ち(不安や失うことへの寂しさ)を伝えましょう。
妻が辛いのに、夫である私がしっかりしなくてはと、強くある必要はないんじゃないかしら。
不安も、悲しみも、恐怖も、分かち合ってこそ、一緒に生きていくと言えるのではないでしょうか。



午後から夜の時間帯は都合がつきやすいです。
◆こちらから、無理に聞き出すことは致しません。
言いにくいこと、言えない気持ちも大切にします。あなたのお気持ちのままに、ゆっくり待ちながら、その気持ちを大切に受け止めたいと思っています。
◆自死で大切な人を亡くされたり、死別により 死が受け入れられなかったり、心の整理がつかない方へ。30分ずつでも、オンラインで定期的に気持ちに向き合っていきませんか。吐露したり泣ける時間も、大事なグリーフケア 。
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