接し方 自分の心の準備 心に寄り添うには
先日、父が癌の告知を受けました。
根治はできないとのことです。
緩和的放射線治療をして効果があれば半年を1年 1年を2年と伸ばせると思いますが長くは・・・。と考えると・・・。
83歳になるのですが大腸がんの手術して12年。孫ができて4年。喜んでいる矢先の宣告。
癌と言われるとは思っていたようですが根治はできないと言われるとは思っていなかったようでショックを受けています。
息子である私もショックではありますが、
一番は孫(私の息子)のこと
孫と父とのこと
孫の成長を楽しみに、生き甲斐にしていた本人のことを思うと
本人のこともそうなのですが私自身の心の整理ができずにいます。
私の子供はどう思うのか。
父はこれからどういう思いをして時を過ごすのか
自分はどう思い二人にどう接していけばよいのかと思い相談させていただきました。
父は心の弱い人間です。でも強がります。気を使って自分の思いを伝えて来ない様な性格です。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
あなたの心のままに行動して下さい。
もんじゅさん
拝見させて頂きました。
大変ショックですよね。
1年、2年と数字で言われるとても辛いと思います。
お気持ちをお察し致します。
>私自身心の整理が出来ずにいます。
あなたの素直な気持ちだと思います。
無理に整理しなくていいと思います、心にフタをしてはいけません。
心のままに感じて、心のままに表現して下さい。
お父さんにも、息子さんにも。
お父さんに一番何をお伝えしたいですか?
息子さんに一番何をお伝えしたいですか?
>私の子共はどう思うのか。
4歳ではまだよく分からないかもしれません。けれどよく聴いてあげて下さい。説明してあげて下さい。大切な事だと思います。
これは私の考えですが、あなたのお父さんに起こっている事は決して悪いことではありません。
とても自然な事です。
この先誰もが経験する事です。あなたも、あなたの息子さんも。
私は「怖くない」、「悲しくない」という人は少し違うのでは無いかと思います。
私自身、悲しみや恐怖に素直に向き合える人間になりたいと思っております。
回答になっていないかも知れませんがお父さん、息子さんと沢山お話をしてあなたの素直なお気持ちを伝えて頂けたらと思います。
仏教ではこれでおしまいという状況は常にありません。
ただ形を変えて流れ続けているだけです。
夜が終わっても朝が来るように、秋が終わって冬が終わってまた春が来るように、常にぐるぐる回っています。そしてすべて繋がっています。
あなたとあなたの家族の心の平穏をおいのり致します。
質問者からのお礼
「お父さんに起こっている事は決して悪いことではない。」
「心にフタをせず、心のままに感じて、心のままに表現する」
「自然な事」
この度はお忙しい中で沢山のお言葉をありがとうございました。
お言葉を胸に今後も今まで通り「父に感謝」を伝え「子供との機会」を作って行こうと思います。
合掌