母の最期が近いです
いつも母の事でお話を聞いていただいてます。
昨日、入院先の主治医からこの2日間殆ど何も食べていない。急変したら最期だと思って下さいと言われました。コロナで面会も出来ず、最後に母の顔を見たのは15日前です。
昨日、久しぶりに母に会うことができました。15日前とは比べものにならないほどガリガリに痩せていました。私を見たとき「来てくれありがとう」と涙をながしてました。でも声はかすれてしまい殆どでていませんでした。
もう手の施しようもなく、とりあえず5月7日に退院して、今までお世話になっていた小規模多機能の施設へ戻ります。が、あの母の姿を見たら、7日迄もつがどうかという感じでした。
通常でしたら、毎日面会して母のそばにいて、言葉をかける事もできます。
でも、このご時世出来ません。家にいて、毎日やきもきしながらの連絡待ちです。母の死に目に立ち合えるかどうかもわかりません。夜も心配で、一睡もできません。とても憂うつです。
でも開き直り、母が亡くなった後の手続きが大変だとか、父が亡くなって32年
父もいい加減さびしくなって、入口迄迎えに来てるみたいだから仕方がない、寿命だし…と思う自分もいます。
近いうちにやってくるその日に対して、どうすればいいのでしょうか?
よろしくお願い申し上げます。
長文失礼致しました。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
お母様は新たなストーリーを歩み出す時をこれから過ごします。
今日は。
心、落ち着かず・・見失てしまうような状況だと思います。どうか、見失わずにこの大切な命の時間をお過ごしになって下さい。
死は終わりではありません。新たなストーリーに向けて歩み出す事であり、古い服から新しい服に着替えるような出来事です。しがらみも、苦しみも、痛みも・・全てから解き放たれ、本来の姿にかえろうとする時なのです。
今、困難と言う嵐が音もなく猛威を振るって大切な方の灯が消える瞬間を一緒に過ごす事が出来ないご家族が多いですが、純粋な祈りや願いは必ず届いています。その瞬間、解き放たれた時・・あなたの中に霊魂が入って共に歩んでくれます。
目に見えない事、法則というものがあります。第六感というものは誰もが良さと一緒に備えられて生まれて来るのですが、薄れてしまいます。姿形は見えないですが、必ず側に現れてくれます。私は、幾度もその経験をして来ました。例え、その瞬間に会えなくても、何らかのサインをあなたに出してくれるはずです。
新たなストーリーに向けて、心も身体の傷も癒され歩み出す事を終わりと思わずにお母様を見送って欲しいです。あなたを必死に産んでくれて、育ててくれて・・今があります。そのお母さまの願いや想い、そしてあなたがお母さまや先人方の生き抜いて来た証なのです。
お母様との過ごした日々の出来事、想い出を大切にされて、命の時間を立ち止まってしっかりとお母様と共に過ごして、お母様が新たなストーリーを歩み出すように・・あなたも徐々に、新たなストーリーをお母様が大好きだった笑顔で歩んでください。それが一番の望みであり願いです。お父様もその時をしっかりと受け止めてくれる準備をしています。あなたをご両親がしっかりと迷わないように先導されて、いつか彼岸にと辿り着いた時、必ずご両親と会えます。継がれた命を、この瞬間をあなたらしく大切に過ごしてください。
合掌。
質問者からのお礼
永寛様 いつもありがとうございます。
人は死んで終わりではありませんね。母との想い出は私の胸に刻まれ、永遠に消えることはありません。
その日がきたら、涙がかれる迄泣いて、感謝して、又泣いて、感謝して、交互に続けながら、前を向いて歩いていきます。
本日はありがとうございました。
又質問させてもらうかもしれません。その時にはよろしくお願い申し上げます。