元推し:これからの考え方を変えたい
私にはかつて物凄くハマっていた「推し」が居ました。約6年ほど推していて、CDを買ったり、ライブを観に行ったり、落選したら物凄く落ち込んだり、推しのつくる音楽が大好きで、生活の主軸が「推し」で、本当に好きで好きでした。でも今は、SNSのフォローも全て外し、曲も聴いておらず、「推し」から完全に離れた生活を送っています。離れた原因は自分でもわかっています。私の推しはファンとの線引きがちゃんと出来ている人だと思っていたのですが、全然そんな事無かったからです。その事実を知った瞬間、熱がサーっと冷めていき、でも曲は好きだしと思い直してもその事実が私の中で許せなくて、もう応援することは無理だなと思い、ファンを辞めることにしました。ファンを降りた瞬間、荷が下りたようなすっきりとした気持ちになりました。
推しは今では結構有名な位置に居て、メディアでもたまに目します。その度にもやもやした気分になります。
今まで大好きだった推しが、今ではなんともいえない複雑な存在になってしまいました。自分で「そんな人じゃない」と思い込みすぎていたのが原因だったんだろうなと思います。そしていつまでもその推しのことでモヤモヤすることを辞めたいです。どうしたらスパッと切り離せるようになると思いますか?また新しい推しが出来たとして、自分の理想と違った行動を取られるとまた急速に冷めてしまうのではないかと考えてしまいます。推しも人間だから仕方ないと分かっていても、ショックを受けてしまう自分が居ます。これからもし推しが出来たら好きになりすぎないようにしたいと思っていますが、一度ガッツリ好きになると一直線になってしまいます。
くだらない質問で申し訳ないですが、アドバイスを頂けると嬉しいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
好きが大きいと隙も大きい
推しの方が自分の思っていたような人ではなかったら、ショックですよねぇ。
私は恋愛で同じようなことを繰り返しました。
「きっとこの人は今までの人と違う」
と思ってみても、嘘を吐かれたり、気遣いされなかったり…
やっとこさ気付いたのは、『相手の何が好きなのかを整理する』ということです。
人間はどうしても、一つのことが上手だと他のことも上手だと思ってしまう癖があるようですが、実際はそんなことはありません。
音楽が上手なら、コミュニケーションも、運動も、礼儀作法も、人格も、全て良いなどということはないのです。
ですから、あなたがかつての惜しに『曲だけは好きだけど』と思ったように、
『この人の○○が好き』と好きを整理してください。
絞って、絞って、好きを小さく整理しましょう。
そうすることによって、だんだん自分の気持ちをコントロールできるようになっていきます。
小さい感情の方が扱いやすいからです。
ただ、感情は大きい方がドキドキするし、プラスに働くときは楽しいのですよね。
その楽しさに逆らえないというのも、しょうがないこととは思いますよ
人として成長なさっていかれます様に
拝読させて頂きました。
あなたも1人の人間でありその人も1人の人間です。ですからあなたもその人も素晴らしいところもあればダメなところもあるのです。
そんな自分のこともわかるでしょうし、そんな自分を受け入れられないこともあるでしょう。そしてその人のこともわかるでしょうし、受け入れられないこともあると思います。
それはなかなか受け止めていくのは難しいかもしれませんが1人の人間として少しずつ理解していくことができると思いますし、それがあなた自身を1人の人間として成長させてくれることにもなっていくことでしょう。
あなたがこれからも人との出会いやご縁の中で人とのつながりを大切になさっていかれ、人として健やかに成長なさっていかれます様に心より祈っています。そしてあなたを心より応援してますね。
質問者からのお礼
確かにすべて自分の理想的な完璧な人なんてこの世に存在しないし、欠落した部分は誰だってありますよね・・・。これからはもっと視野を広く持って、好きなものに一直線になりすぎないように、完璧を求めすぎないように気を付けてみようと思います。好きな部分を小さくするという考え方にとても納得しました。部分的にみるだけで楽になれる気がします。受け入れられない部分を理解するというのはとても難しいですが、見方や考え方を変えていくことで少しずつ人間的にも成長できるのかなと思います。アドバイスをくれたお二方、有難うございました。