夫の考え方を受け入れられるようにするには
初めて質問いたします。
以前、私が学ばなければならないことがありました。その事柄が夫の得意分野だったので、夫に教えてくれないかと頼みました。
夫からの返事は、「それはできない」でした。教えることが得意ではないという理由からだったようです。そこで私は「それだったら、あなたがこれは参考にして大丈夫と思う資料を厳選してくれない?」と頼みました。その頼みに対しての答えも、「時間がかかるからできない」でした。
そして先日、今度は夫が私の得意な分野を学ばなければならなくなって、教えて欲しいと頼んできました。
夫ですし、助けてあげたい気持ちはあります。すでに、頭の中にこのくらいのポイントをつかんでおけば大丈夫、という感じの想定はあります。ただどうしても気が進みません。私の頼みを断った夫に教えるということが、どうしても腑に落ちないのです。無条件に与えるべきだということは分かってはいるのですが、近しい存在である夫となるとなかなか割り切って考えることができません。
どのように考えればこのような気持ちを解消することができるのか、お坊さんたちのお知恵を拝借させてください。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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教えることは教えられること
拝読させて頂きました。以前ご主人様から教えてほしいことを拒絶されておられる為に今ご自身が教えることに気が進まないお気持ちは理解できます。私があなたの立場であってもやっぱり気持ちにしこりが残っていて嫌だな、と思ってしまうと思います。
ただ、教えるという行為は実は教えていながら自分も教えられることがたくさんあります。自分が理解していたことが実は自分で教えているとまた違った観点で考えることができるためによりそのことへの理解が深まり新たな境地が見えてくることがままあるからです。また教える相手がどのような人かを例えば知的レベルや知識量や能力を知ることができるからです。なかなか乗り気にはなれないかもしれませんが、自分自身の為にもトライなさって見てくださいね。そしてあなた自身が向上し、そしてご主人様とのご縁が深まりますようにお祈り申し上げます。教えるときは焦らずに!
質問者からのお礼
kousyo Kuuyo Azumaさん、ご回答ありがとうございます。私の立場に立ったメッセージ、心に沁みました。相手を別の角度で知るいい機会という考えはありませんでした。素敵なお考えですね。回答を頂くまでの間、この問題にも波がありました。気持ちを切り替えるのに今が一番いい時だと感じます。夫に教えてみようと思います。考え方を変える機会を作ってくれて、本当にありがとうございました。