私は淘汰され、敗残者になる運命でしょうか
今日は、いつもお世話になり有難うございます。
長文になり申し訳ございませんが、お答えを頂けましたら、大変嬉しく存じます。
私は若い頃、カルト教団に巻き込まれ、貴重なお金と時間を空費してしまいました。
またマインドコントロールにより、真っ当な感覚と感性を歪められ、「人間性の芯」を壊されてしまいました。
本来なら、真っ当で、幸せで、キャリアもある穏健な大人になれたはずなのに。
それから、もうカルトには騙されないと念じ続けて生きて来ました。
被害を話しても、「騙されたお前が悪い」と責められて終わりだからです。
(これは、匿名掲示板の連中の言葉から学んだ)
それなのに30代半ばの頃、
ある人に勧誘されて入った社会運動団体が、まるで私が経験したカルト団体と同じような、
立派な思想の名目で、個人の貴重なお金や時間、労力を絞り上げて、
色々な活動に駆り出しタダ働きさせる団体だったと気付いて、ショックでした。
私をその団体に勧誘した人も、私に罪悪感を植え付けて操作し、
親愛感と笑顔たっぷりの態度を取りながら精神的支配を行い、
私を「運動のための駒」として扱いながら、都合が悪くなると、冷たく切り捨てるような人でした。
20代頃から30代半ばまで、主にネット上での差別発言や誹謗中傷が蔓延していた地獄のような世の中で、
それでも生きなければならない私の拠り所として
(愚かにも実態を知らず)その団体を選んだのですが…
まさかこんな事になるとは思わず、衝撃を引きずっています。
(先日見た某YouTuberの動画で、社会活動家の世界は、
家族や友人から不要とされた人、世の中でうまく行かなかった人、
社会的に抹殺された人、人生詰んだ人、
そうした人達の最後の砦だと聞いて、幾分か腑に落ちました。
多分私も、その人達のうちのいずれかに入る、と思いました。
私は未成年の時から、世の中の暗部や、闇の部分、影の部分、苦しみの世界をよく見聞きして来たので、
それらから目を離せない、離れられない運命なのかも知れません。)
私はまともなキャリアを築けなかった一方、
自分と同年代の人々が、お仕事で活躍しているのを見ると、罪悪感で一杯になり、気後れしてしまいます。
これからの時代、私は淘汰される、又は敗残者として生きる運命だから、
もう普通のまともな人生など諦めるべきでしょうか?
以前「埋もれ木」というハンドルネームでお世話になりました。 その節は誠に有難うございました。この場をお借りして御礼申し上げます。 ハンドルネームを変更して、また登録させて頂こうと思いました。 どうぞよろしくお願い申し上げます。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
悪縁を切り捨て善きご縁に恵まれて
拝読させて頂きました。
あなたが今まで様々辛い思いをなさっていらしたことを読ませて頂きました。詳細な経緯やあなたのその辛いお気持ち全てはわからないですけれども、あなたが本当に辛い思いをなさってこられて今なお苦しんでおられることを心よりお察しします。
あなたは決して淘汰されていく人ではありません、敗残者でもありません。
あなたにとってはとても辛い目にあわれていらして人生も生活も人間関係でも苦しめられていらしたのかもしれません。とはいえどあなたは決して独りではありませんし、あなたにはこれからあなたの未来があるのです。あなたのかけがえのない未来や人生があるのです。今までのその辛い状況から脱却なさりあなたらしい豊かな人生を歩んでいきましょう。
あなたはここでも私達とのご縁を結んでおられますし、あなたには沢山の方々とご縁が広がっていくのです。あなたのことを心から大切に思い見守っていて下さる方々がいらっしゃるのです。仏様も神様もご先祖様方もあなたのことをいつも優しくお見守りなさっていて下さるのです。
あなたがおっしゃる様に様々なカルトやサギまがいの団体もあるでしょう、人を人とも思わないで消費しようとする悪業集団も世の中には存在しております。どうかこれからはその様な悪縁をしっかりと切り捨て悪意を持った方々と離れましょう。そして善き心がけや善き言葉や行いの方々と善きご縁を結んでいきましょう。
あなたがこれからの未来を本当に善き素晴らしいご縁に恵まれながら皆様と一緒に心清らかに健やかに毎日を生き抜いていかれます様に、あなたが本当に心豊かにうるおいある人生を歩んでいかれ幸せに生き抜いていかれます様に切に祈っております。そしてあなたを心より応援させて頂きます。
またぜひあなたの思いをお聞かせ下さいね。あなたを心よりお待ちしています。
質問者からのお礼
懇切ご丁寧なお返事を頂き有難うございます。
Kousyo Kuuyo Azuma様みたいに、
ここに書いて下さったような事をおっしゃる方に、もっと早くお会いしたかったです。
「独生独死 独去独来」の仏語が、今深く強く刺さっています。