したくない用事と気の持ちよう
以前にもご相談いたしましたが、ひょんなことから独身の伯母(故人)の相続手続きに関与せざるを得なくなり、家族はあてにならず、イライラが募ります。
亡き伯母は未婚で子どもがいなかったため、父と叔母、従兄(故人の甥)が相続人になりましたが、故人の妹にあたる叔母が独身、かつ精神障害で入院しているため、相続手続きにあたり、弁護士より成年後見人をつける必要があるとの指摘がありました。
父は高齢で、諸手続きが億劫なこと、また相続人で利害関係者になるため後見人になれないことから、私の姉が手続きを仕掛けたのですが、体調不良もあり、途中で投げ出した格好になりました。
母は事務的なことが苦手なこともあり、我関せずですし、他に関係者がいないため、私がやむを得ず法律事務所とのやり取りなどに当たっています。
・家族があてにならないこと
・弁護士の対応が事務的でどこか上から目線なこと
・骨を折っても私には一銭も相続の権利がないこと。一方で従兄は指一本動かさずに相続の権利が得られること
・そもそも亡き祖母と伯母たち(亡き伯母も祖母の没後、精神的にダウン)が共依存的関係にあり、そのとばっちりが自分に回ってきたこと
・人に相談すれば、大変でしょうが叔母様の力になれますね、とか、(叔母さんを)精神病院から出してあげられるといいですね、など、求めない言葉ばかりが返ってくること
以上のことから虚しさとイライラが募ります。
仕事も忙しいのに、法律事務所から呼び出しがあって平日半休を取って打合せなどに行かなければならないのも苦痛です。
人間万事塞翁が馬、良いこともあるはず、と思っても気が晴れません。
こうしたとき、どのような心構えで居れば苦境を乗り切れるでしょうか。
お坊様がたのお知恵をいただけますと幸いです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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動いた分は対価を貰うこと。
なかなか休むのも大変ですよね。
職場の皆さんの理解も得たいし、「お休みいただきまーす」がストレスにもなりますね。分かります!
額によっては相続放棄も。
相続人の決定は法的な按分ですか?
お父様の代わりになさっているんですね。手数料を追加して、なるべく丸投げ(に近い)できる事務所、代行業者に変えてはいかがですか?
不動産があれば不動産会社(ゼネコン?)も。
それが難しい、この難儀に付き合っていかなくてはならないのであれば、いや、いずれにしてもご自身に報酬を。
1、弁護士に「忙しいんてす!」と配慮させる(サービス業であることを知ってもらう)。協力できないなら他で手続きしたいと。
2、手数料というか、手間賃を計算して各相続人から均等に貰うと宣言。仕事を休んだことの補填料も貰うと通告。
貰うべきです。
3、できるだけあなたのお母様にお手伝いでよいので協力してもらう。この書類を郵送して。とか。
補助したり、壁打ち、ダブルチェックしてくれる人がいると気持ちの負担も少し分散します。
誰か巻き込んだ方がよいです。
いずれにせよ、あなたが手を止めたら、止まってしまう訳で、痛みも無いなら、
「ボールはあなたが持っています」。
親族に対しては強くいけるよ。
拝
質問者からのお礼
剛士上人
早速のご回答をありがとうございます。
動いた分の対価!なるほどですね。
本日、たまたま法律事務所との打合せ(ちなみに後見人申立ての手続き委任済で費用も支払い済でした)がありましたので、私や一部姉が動いていることについて、費用を遺産から控除出来るか相談しましたら、それは出来ないとのことでした。
遺言は無かったので相続は法定按分ですが、父だけに費用を請求するのもフェアではないな、と諦めの境地です。
ともかくも、内容に目を通してくださり、寄り添いのコメントを下さったこと、大変有難く存じました。御礼申し上げます。