毒親との付き合い方回答受付中
私は数年前結婚し、今は1児の母です。
実母との関係で悩んでいます。
もう随分前に独り立ちして家を出ているので、無理に付き合う必要はないのですが、心の落としどころがわからず、そのおかげか体調も安定しない状態です。
以下、母の状況や毒親と思う理由です。
①中卒で引きこもりの兄(母にとっての息子)がいるのですが、財産を兄にだけ遺す、貴方は結婚しているしローンもないから良いでしょと言われた
兄は職歴がないばかりでなく、子どもの頃に私にずっと暴力を振るい、持ち物を馬鹿にしながら壊したり捨てたり、冬のベランダに閉め出すなどのことをされてきました。
私は家の手伝いなどは出来る範囲でしてきて、また就職もし、人並みには自立して親に迷惑はかけずに生きてきたと思います。
②周りの人に、娘には財産を遺さずに息子に遺すと何故か話したらしく、周りの人に手酷く否定されたそうです。それを何故か私に話して、自分の正当性を主張して同意を求めきました。
あげく、「私の子育ては、息子も含めて大成功!」と言い放ち、私に共感を求めてきます。
ちなみに彼は未だにニート、母は彼に家まで買い与え、毎月ゲームを買って遊び続けているそうです。
個人的に職歴はないと思いますが、母曰く「私の仕事を手伝ってるから、それが職歴になるのよね〜!(ドヤァ)」とのことです。
③子どもが生まれた時、息子が僻むのを気にして電車で1時間以内の距離にも関わらず、全く手伝わなかった
手伝いを期待するわけではありませんが、行動理念がすべて「息子」、私はどうでも良いようです。
孫は可愛いらしく、会いに来て可愛がっています。
子どもから祖母を奪いたくはないので、会わせてはあげようと思いつつ、私のことは恐らくどうなっても良いと思っているようなので、もう金輪際こちらからは連絡もせず、母の日や誕生日のプレゼントも止めようと考えています。
遺産を狙っているわけでは決してなく、此方がどれだけ心を尽くして、仲良くしようと思っても変わらないし、報われないとよくよくわかり、嫌いになりきれないからこそ、接しても報われずに辛くなってしまうからです。
まとまりのない駄文で申し訳ないのですが、どうするのが最善なのか、また客観的に見て私の母はどう見えるのかを第三者から聞きたいと思い、投稿いたしました。
どうかご回答をいただけると幸いです。
よろしくお願いします。
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
お母様は子どもっぽいと思いました
さかな様
はじめまして。
長い間、大変なご苦労があったのですね。ですが、乗り越えてきたさかなさんは強い方なんだなぁと思いました。
そして、おばあちゃんとお孫さんの関係を見守っているさかなさんは「大人」だと思いました。
反対にお母様はさかなさんに比べたら子どもっぽい人に感じました。
実は私も複雑な家庭環境で生まれ育ちました。
なので、両親を恨んだこともあります。山あり谷ありでした。
ある時、主治医から
「きみーさんのお母様は〇〇
障がいかも知れませんね?」
(母は受診、診断はされていませんが医師の勘でそうかなと思ったという意味です)
私は母が〇〇障がいだとしたら、
今までの疑問が全部解けると思いました。
母も大変だったんだなと同情するようになりました。
主治医の一言で人生がガラリと変わりました。
また、ある講義で講師から
「〇〇のせい」他人や社会のせいにしていたら成長が止まるよ、と
タイムリーに言われたことがあります。
私は正直、心のどこかで
「生きづらいのは両親のせい」と
怒りがありました。
しかし、講師に言われたとき、
頭からバケツの水を掛けられたぐらいの衝撃で目が覚めたんです。
「私はいくつになっても成長するんだ。だから、もう、何かのせいと思うのを一切止める!」と決断しました。
そして、愛着障害やアダルトチルドレン、機能不全家族などの本を読んだり知識を増やし。
「こういうカラクリがあるのか」と
主体的に学び怒りや悲しみの感情を観察するようにしました。
私から良いアドバイスはできませんが、さかなさんも心療内科や精神科の主治医にお母様の話をしたり、
見立てを聞いたり、愛着障害などに詳しい臨床心理士の心理療法を受けたりすると今よりは楽になるかも知れませんね?
もちろん、ハスノハのZoomもお気軽にご利用くださいませ。
傷つきを気づきに、そして築きに
して行ってくださいね。
気が向いたら、で良いと思います。
お母さんと娘さんの関係は色々と思いますが、私から見ると少なくともあなたの方がよっぽど「子育ての成功例」だと思います。あなたが独り立ちし、家庭を築いているのは、あなた1人の力ではなく、ご両親あってのこと。息子さんとの関係を子どもの時のままにしているのは、子育ての失敗例と見えます。
なので、「お陰で一人前に暮らしています。ありがとう」との気持ちは捨てることはないと思いますが、それだけで充分…具体的には何々しろ、とは思いません。プレゼントも止めてよろしいと。
つまり、「嫌いになりきれない」は、嫌いになり切らなくて良い。気持ちの面は気持ちだけに納める。そして「だったら〜しなさいよ」は沈黙する。せいぜい「お誕生日おめでとう」と電話で伝える程度。「何もしない、ではない」ことで、矛盾した気持ちは少し和らぐでしょう。もちろん、気が向いたら何かしてあげても構わないと思いますが。
なお、この質問から「彼女について客観的に見る」ことはできません。あなたの言葉を介してしか見ていませんからね。それを求めることは諦めた方が良いと思います。
私が「そりゃ毒親ですね」と言って、あなたが「そうでしょう。ドヤァ」となっても、何にもなりません。「彼女は毒親である。だから〜」という部分の責任は、あなたが背負うよりありません。
それが独り立ちということです。
質問者からのお礼
回答ありがとうございます。
そ、そうですか。責任を、私が背負うんですか…。
「独り立ちしたのが親あってのこと」
素直にそう思える子ども時代を送りたかったなと、つくづく思います。
ただ、もちろん大切なことではありますが、自分が親になって思うのは、ご飯をあげてお金を出してあげさえすれば親になれるわけではないんですよね。
自分の子どもには、精一杯愛情を込め、本当の意味で「自分は幸せに育ててもらったな」と思えるようにしてあげたいと思いました。
私のことを子育て成功例、と言ってくださり大変嬉しいですが、自分の子どもを同じように育てようとは、残念ながら思えません。
それが私の、母親からの最大の学びです。
そのうち、時間がかかっても、親のおかげと思える日が来たら良いなと思います。