何をやってもうまくいかない人の特徴とは?原因と人生がうまくいく対処法
何をやってもうまくいかない時はどうすれば良いですか
仕事、恋愛、人間関係と何をやっても上手く行かず。心が晴れず、心の底から笑ったり、楽しんだりすることができません。あれこれ考えてしまい、最近は頭痛や嘔吐、不眠など身体症状として表れるようになってしまいました。
そう語るのは、にこさん30代女性。自分なりに物事をポジティブにとらえようと試みても、うまくやれない不甲斐なさに落ち込み、死ぬことばかり考えてしまうとのこと。どうすれば心を晴らすことができるのでしょうか。
何をやってもうまくいかない原因とは?
何をやってもうまくいかないと感じるのは、多くの人が経験することです。その原因として、日常生活のストレスや、ネガティブな思考が挙げられます。また、目標を持たずに行動している場合も、効果的な進展が訪れにくくなります。
こうした原因を理解することで、何をやってもうまくいかないときの対処法を見つけやすくなります。自分自身の特徴を見つめ直し、改善点を探っていきましょう。
何をやってもうまくいかない人の3つの特徴
何をやってもうまくいかない人には、いくつかの特徴が見受けられます。
①目標を持たずに行動しているため、方向性が定まらない
②ストレスが溜まっていているため、思考が偏りやすい
③マイナス思考に陥っているため、自分の可能性を狭めてしまう
これらの特徴を自覚し、改善するための対処法を考えていきます。
目標を持たずに行動し、方向性が定まらない
目標を持たずに行動すると、結果的に方向性が失われてしまいます。行動は目的が伴ってこそ意味を持ち、効果を発揮します。
具体的な目標がないと、日々の行動が単なるルーチンに過ぎなくなり、自己成長や充実感を感じにくくなります。 このため、やる気が削がれ、何をやっても満足できない状況が続くことになります。目的意識を持ち、そのための計画を立てていきましょう。
ストレスが溜まっていて、思考が偏りやすい
仕事や勉強で何をやってもうまくいかないとき、ストレスが溜まってイライラしがちです。 この状態では冷静な思考ができず、適切な判断が難しくなることがあります。
やるべきことがあっても、ストレスから行動が制限され、ネガティブな思考に陥る可能性が高まります。 その結果、さらなるストレスを生み出し、悪循環が続くことがあります。自分の感情に目を向け、ストレスを軽減する方法を見つけていきましょう。
マイナス思考に陥いり、自分の可能性を狭めている
何をやってもうまくいかない人は、自己否定的な思考に囚われがちです。自分に対する信頼が欠如し、「どうせ無理」といった考えが頭に浮かびます。
このようなマイナス思考は、物事に対するアプローチを硬直化させ、選択肢を狭めてしまいます。新しい挑戦への意欲も失われ、可能性を自ら制限してしまうのです。
うまくいく人の3つの特徴
うまくいっている人には共通の特徴があります。その特徴を知って自分にも取り込むことで悪い状況が少しづつ変わっていきます。
①変化を楽しめる姿、挑戦を恐れないことで成長の機会が増えている
②常に成功のイメージをもつ。成功した自分を思い描いている
③自分にも他人にも、すべてのことに感謝の心を持っている
明るく行動的な感じがしませんか?「うまくいってるから変化を楽しめる、他人に感謝できる。」のではなく、「変化を楽しんでいる、他人にも感謝しているとうまくいきはじめるのです。」
変化を楽しむことで成長の機会を得る
うまくいっている人は、変化を楽しむ姿勢を持っています。新しいことへの挑戦を通じて、成長を実感し、ポジティブな結果を引き寄せます。失敗を恐れず行動することで、改善策を見出し、次のチャンスに備えることができるのです。
このプロセスを経て、過去の経験を代わりに成長の土台に変え、より円滑に目標に向かって進むことが可能となります。変化をポジティブに受け入れることで、人生の新たなステージを開く鍵となります。
常に成功のイメージをもち成功した自分を思い描く
人は自身の未来をイメージすることで、行動へのモチベーションが高まります。成功した自分を思い描くことで、その目標に向かう具体的なステップを自然と考えだすようになるのです。
成功のイメージは自信を育て、ポジティブな思考を促進します。貴方にはあなたも気づいていない素晴らしい能力が隠されています。自分を信じてあげましょう。
自分も含めて何事にも感謝の心を持つ
感謝の心を持つことは、自己成長だけでなく、周囲との良好な関係を築く上でも重要です。いろいろな繋がりを大切にして、助けたり助けられたりしながら物事は進んでいくのです。自分一人ではできなかったことも、一緒にやれば進んでいくことがあります。
繋がりに感謝をして、何事にも愛情をもって接することで、物事がうまくくいき始めるのです。
何をやってもうまくいかない時期の対処法【お坊さんに聞いてみた】
何をやってもうまくいかない時期は、誰にでも訪れます。この時期には、自分の内面に意識を向けてみましょう。ハスノハでは、多くの人がうまくいかないときにどうしたらいいか、お坊さんが答えてくれているので、参考にしてみてくださいね。
意識を向けるから落ち込むのです
ポジティブシンキングで「上手く行く」と暗示をかけても現実をみるとまた気分が落ち込んでしまいます。意識を向けるから落ち込むのです。一つの意識が落ち込んでしまうと、それに反応して他の意識まで下方修正してしまいます。だからすべて上手く行かなくなる。
では何をどうしましょうか?
一度は恋愛も、人間関係も、仕事もほんの少しの間、あなたの意識から外す方法を考えましょう。
まずやってみる事としては、悩んでいる事とまったく関係ない、趣味でも、遊びでも、そこに力一杯意識を注いでみてください。忘れるために意識を注ぐのではなく、本気でそれを楽しむために注ぐのです。
こちらのお坊さんは、精神的に明るくなることを考える前に、物理的に笑顔が出てくること考えましょうとおっしゃっています。何をやってもうまく行かない時は誰にでも必ずある。だからこそ、本当に好きなことをして現実的に悩みから逃れましょうと。
同じことで悩み続けるも、気分を変えて楽しい時間を過ごすのも、1日の時間は同じように流れて行きます。だとしたら、悩みに多くの時間を費やすよりも、自分の好きなことに意識を向けてみてもよいのではと、お坊さんはアドバイスをくださいました。
思い悩んで苦しい時は、自分の好きなことを考えてみるだけでも心が楽になりそうです。
妄想にだまされないで
理想と比べたり、他人と比べたりするのは、空想の世界。騙されないでください。あなたはきちんと生きています。現実を見てください。
あなたがいま現実だと思っているものは妄想ですよ。
目を覚ましてください。騙されないで、落ち込む必要はまったくないのですよ。堂々と生きてください。
現実に起きていないこと、つまり自分が抱く妄想に対し、悩んだり落ち込んだりしてしまうのは、自分の思い込みなのかもしれない。そう気づくことの大切さをこちらのお坊さんは教えてくださいました。今、悩んでいることは本当に現実で起こっているものなのか、心配や不安の種を自分で撒いているのではと、自身へ問いただしてもよいかもしれません。
行動を変えることにより、心を変える
行動を変えることで心を変えてみてはいかがでしょう。普通、心にあることが行動に現れると考えますね。その通りなのですが、逆に行動を変えるから心が変わるとも考えられるはずです。
こちらのお坊さんは、まずは行動をしてみてはとおっしゃっています。動くことで気持ちに変化が起きるかもしれません。たとえうまく行かなくても行動したことで得られる学びは必ずあるはずです。
元の問答:心が晴れない時はどうすれば良いですか?
周りに相談すること
自分の状況を冷静に見つめ直すためには、周囲の意見を聞いてみましょう。信頼できる友人や家族に話すことで、心の整理が進むことがあります。新たな視点やアドバイスを得ることで、行動の方向性を見出す一助となります。
ハスノハでは、お坊さんとZoomで個別に相談できます。無理にうまくいかせようとするのではなく、今の自分をどう捉えたらいいか、お坊さんと問答を繰り返すことで心が整理されてくるかもしれません。