人生の折り返し地点を迎えて、心穏やかに過ごすどころか毎日孤独で不安で仕方がありません。
今現在、独身で両親と兄と暮らしています。
恋人はいません。
友達は居ると言っていいのか悩んでしまうような付き合いの人がほんの数人います。
兄とは絶縁状態です。
親戚づきあいもありません。
私は精神疾患を持っていて今は無職なので、世間のコミュニティというものに全く属していません。
両親が亡くなってしまったら私はひとりぼっちです。
そのことを考えると堪らなく寂しくなって夜も眠れません。
外を歩いていても家族連れや友達と連れ立って歩いている人達。
携帯で話しながら歩いている人。
仕事をしている人。
誰を見てもひとりではありません。
自分だけが世の中で一人ぼっちだという思いに苦しめられます。
両親が居なくなった後、収入が無くなり住む家もなくなり路上生活を余儀なくされ最後は一人、野垂れ死ぬ運命なのだと思うと悲しくてたまりません。
そうだとしても、一人で心穏やかに最後を迎える事が出来るでしょうか?
どうしたら、どんな環境下にあってもひとりで強く生きていくことが出来ますか?
自分の未来に何の楽しみも見出せません。
死のうとは思いませんが生きているのが辛いです。
アドバイス頂けたら嬉しいです。
宜しくお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
寂しいのかい?
大丈夫 僕も寂しいから
哀しいのかい?
大丈夫 僕も哀しいから
やりきれないかい?
大丈夫 それ俺も得意
だから ねぇ
星座の名前は言えるかい?
星の名前は言えるかい?
マジシャンの名 呼べるかい?
以上は、筋肉少女帯の「星座の名前は言えるかい」という歌の歌詞(大槻ケンヂ作詞)です。
私にとって、星座の名前は極楽浄土、マジシャンの名は阿弥陀仏やお釈迦さまです。
あなたにも、是非、仏教を学んでいただきたいです。
仏様の慈悲は、仏教の智慧は、さみしい人、かなしい人、やりきれない人に寄り添ってくれるはずです。
生活については、役所(福祉事務所)に相談すれば、野垂れ死にはありえません。
日本の福祉制度は、家族も収入も貯金もない、仕事もない、そういう人でも暮らせるようになっています。
独りでいることは、悲しいこととはかぎりません。
仏教を学ぶ時間があるからです。
あなたは、仏教が学べる日本に人間として生きています。
これは、またとないチャンスです。
仏教に出会うことは、何百回何千回生まれかわっても、なかなかないことなのです。
独りの時間こそ、最も贅沢なものなのです。
仏教を学べる時間だから、仏様の慈悲と智慧にたっぷり浸れる時間だからです!
独りになってしまう人というのは、もともと、独りが好き、独りが性にあっているのかもしれません。
ただ、人間はないものを求めますから、独りの人は人間に囲まれる人に憧れるし、人間に囲まれている人は独りの時間を欲しがります。
あなたは、独りが合っているから独りなのかもしれません。
だとしたら、独りだからこそできること(仏教を学ぶなど)をやりましょう。
拝読させて頂きました。あなたの今の孤独な辛い思いを読ませて頂きました。もしも可能であるならばこのようなネットでのご相談も良いと思います。また実際に菩提寺等お近くにあるお寺様をお参りなさり、ご住職様や坊守様とお話しなさってみても良いのではないでしょうか。
お寺とはいえ相性もあるでしょうからご興味のあるお寺様の朝のお勤め等にも参加してみてはいかがでしょうか?
その中であなたに合うお寺様やご住職様もいらっしゃいます。
或は朱印帳を持って巡ってみてもよいのではないかと思います。
あなたがこれらか素敵な出会いに恵まれて仏様の光に導かれ明るく充実した毎日をお送り頂きます心よりお祈りさせて頂きますね。
願誉浄史 様
ご回答ありがとうございます。
お礼が大変遅くなってしまい申し訳ございません。
論理的に考えれば、おっしゃるように行政の助けを借りて野垂れ死にという境遇に陥ることは避けられますよね・・・。
しかし孤独は辛いです。
自分の状況を考えて、やりきれない孤独感に襲われてしまい感情的な考えで自分の未来を見る癖が付いてしまっているのだと思います。
ご回答いただいても未来に対する不安、絶望感は拭い去れないでいる未熟者です。
独りが合っているかもしれないとは思った事がなかったので新しい考え方に目から鱗のような気持ちです。
縁があってこちらのサイトでお坊様に悩み相談をさせて頂いて、ご回答まで頂いて。
仏教を学ぶ機会を与えられているのだと思いました。
最近では、目がわるくなってしまってすっかり読書から遠ざかってしまったのですが、不安だ、寂しい、辛いと嘆いている時間。同じ時間なら身になる事をしたいと思います。
仏教について学ぶ事で私の中の何かが変わるのだろうと今は期待しています。
良い機会を与えて下さりありがとうございました。
40歳を随分と超えていてもいつまでたっても迷ってばかりで情けない私ですが学ぶのに幾つになっても遅くはないですよね。
kousyo Kuuyo Azuma 様
ご回答ありがとうございます。
お礼が大変遅くなり申し訳ございません。
この度、改めて仏教に触れる機会を与えられたのは偶然ではないと思います。
お寺様の朝のお勤め等に参加することも出来るのですね。
調べてみて是非参加したいと思います。
朱印帳を持ってお寺を巡ってみるのも良さそうです。
仏教が私の弱い心の支えになって下さる事を願って、色々と勉強させて頂こうと思います。
ありがとうございました。