苦しいです。
周りにこんなことを相談できる相手がいません。
今日、18の誕生日を迎えました。
私の家庭は、父と母が離婚しており、私と姉は父、弟は母に引き取られました。離婚自体は私が小学生の頃の話です。周りに離婚した家庭が多かったこともあり、今は特になんとも思っていません。
父は、子供のような人です。作業療法士で、大学で教えているのですが、家族よりも生徒や自分の趣味が大事なようで、機嫌を損ねると毎回「勝手にすれば?もう面倒見ないから」などといいます。また、最近父宛てに債権回収?などの葉書がきて、怖いです。専門学校に進みたいですが、不安です。
姉は離婚からずっと家事をしていて、今看護師として社会人1年目です。毎日とても大変そうですが、充実しているようです。一番苦労していると思います。
父方の祖母は、経済的な面でも私達を支えてくれています。でも、私が苦労せずのうのうと生きているからか、当たり前ですが私よりも姉が好きなようです。
私自身は、友達もそこそこ居り、姉とも仲が良く、虐待も受けていません。バイト代で本や服も買えるので、恵まれていると自覚しています。
母ともたまに会っています。優しくて大好きです。弟もかわいいです。姉も好きです。父も嫌いではありません。祖母も苦手ですが好きです。自分のことも嫌いではありません。成績も悪くなく、好きなものもあります。
しかし、誕生日を迎えてみて、「死にたい」と思ってしまいました。
これまでも、何度か、そう思って、死に方を調べて、それで満足して、馬鹿みたいなことをしていました。
でも、父は私の誕生日を覚えていません。姉も父も仕事ですし、1人です。友達も、きっとおめでとうと言ってくれるはずです。それは素直に嬉しいのに、全部どうでもよくなってしまいました。
精神科に通ったことも、通おうと思ったこともありません。家族や友達の中では誰かが機嫌を損ねないよう明るく盛り上げています。
自分が誰かに好かれる性格でないことはわかっています。外面はうるさくて調子が良くて、中身は根暗で卑怯者です。
誰かに一番だと思われたいです。優先されたい、かえりみられたいです。ごちゃごちゃ考えて、面倒くさくなって死にたくなります。
いっそ誕生日に死ねたらいいのかな?と考えます。これは一時的な感情なのかもしれません。
支離滅裂で申し訳ありません。何を相談したいか分かりません。苦しいです。
自分に甘い。すぐに楽な方へ流れるダメなやつ。コツコツ努力できないゴミ人間。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
素敵なご縁、出逢いもまだまだこれから。。
沙紀様
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。
お誕生日おめでとうございます。
お若いですので、色々と多感なことがおありなのではないかと存じます。
あまりご自身を卑下なさられず、自己嫌悪に陥られずに、ご自身をもっと大切にご自愛なさって下さいませ。
どうしても皆、おおよそ自分への評価は低く見積もってしまうものです。変わろうと思ったら、いくらでも変われる方法はありますのに。。それを邪魔しているのは、自分自身による低い自己評価で、自分でハードル・壁を高くして制限を掛けてしまっているところがあります。
人生これからですよ。。
素敵なご縁、出逢いもまだまだこれから。。
あぁ、18歳に戻りたい。。
拙生も若い頃はよく不安や恐怖から死についても考えていました。そして、また、35歳を過ぎたあたりから、誕生日が来るたびに、今度は不安や恐怖ではなく、死は当然にいずれ受け入れるものとして、現実的な死を意識するようになりました。
そして、死を迎えるにあたり、死のことを詳しく知っておきたいとして、仏教において死後のことについて甚深なる瞑想における疑似臨死のことについて、詳しく解説されている文献にも興味を持ち、できるだけ臨むにあたり準備しておくべき仏教的な修習も進めている途上でございます。
まあ、誕生日は、この世に生まれ出でた生の日、生を意識すればするほどに、その逆の死も意識してしまうのは、あながちあり得ないことではありません。生死は表裏一体です。
とにかく、いずれにせよ、死に臨むにあたっては、できるだけのより善き心の変容、滋養が欠かせないものであるというところとなります。仏教的には、智慧と福徳の二資糧の集積が大切になるということになりますが、難しいことは別としても、とにかくいずれその時は否が応でもやってきます。何も焦る必要はありません。それまでは、とにかくやれるだけは努めてやろうという感じでも構わないのではないだろうかと存じます。
できるだけ、善き因縁(原因と条件、動機と行動)を調えていくことで、より善き結果、より善き後生も目指して。。
川口英俊 合掌
質問者からのお礼
ご回答ありがとうございます。私自身、自分がどうしたいのかもよく分からず焦りや不安ばかり募ってしまい、とにかく思いをぶちまけたいと思い、ほとんど勢いで書き込んでしまいました。
こんなよく分からない相談も真剣に受け止めてくださってありがとうございました。なんだかほっとした気がします。
今は、目の前のことを一生懸命こなしていきたいです。自分を嫌いにならないよう、よい行動をとるよう心がけたいです。
些細なことなのですが、今日友達に誕生日プレゼントに好きな画家さんの来年のカレンダーをもらいました。それだけのことですが、プレゼントという特別なもののおかげか、それともカレンダーだからなのか、来年の自分を思い描けて、なんだか前向きになれた気もして、人の心って不思議だな、と感じました。
本当にありがとうございました。