母の宗教
他の宗教、宗派を認めない宗教、宗派、その信者についてどう思いますか。
私の母は某仏教系の宗教を信仰しています。その宗教は、他の宗教、宗派は全て間違っている、この宗教のみが正しいと主張しています。
母もそのために、他の宗教、宗派が関わる行事に参加することを拒んでいます。例えば、祖父母の葬儀にも、宗派が違うという理由で参加しませんでした。このため、夫婦と、母兄の関係が険悪になりつつあります。
もちろん、母には信教の自由があります。母の意思に反して葬儀やお宮参り等の宗教行事へ参加を強制することは、正しいことだと思いません。しかし、他方で、母がそれらに参加しないことによって負の影響が発生することも事実です。
現実には複数の宗教、宗派が存在しています。私は、その中で社会生活を営んでいる以上、自らの信仰する宗教の絶対性を主張することは、円滑な人間関係を阻害する事になるのではないかと思います。
多様性を受け入れることが求められる現代社会において、他の宗教、宗派を認めることのできない宗教やその信者についてどう思いますか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
どうか寛容なお心を。
拝読させて頂きました。
お母様は熱心に信仰されてるんですね。
日本の仏教系ですか?
仏教の歴史の説明してしまうとかなり時間がかかってしまうと思うので致しませんが、
日本には様々な仏教系宗派がありますが、元々は御釈迦様が開かれた仏教を、いろんな角度から捉えて今の多彩な宗派になってると思います。山で例えるならば、いろんな登り口のある山を登っても、辿り着く頂上は一緒なはずです。なので、本質は同じはずなんです。
ということは、他の宗派を否定する事には繋がりませんし、それぞれの特徴、良さがあっていいはずです。基本的に私も批判をしません。仏教に限らずです。先ほども申しました通り、正しい宗教ならば、少なからず辿り着く先は同じような本質のはずだからです。
お母様がどのような信仰をなさってるのか分からないので何とも言えませんが、せっかく、より良く生きる為の宗教的信仰をなさってるのであれば、寛容であって頂きたいところですよね。
質問者からのお礼
母は日本の、いわゆる新興宗教の信者です。山の例えはわかりやすく、母と話す際に使えそうです。拝借させていただきます。ありがとうございます。