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新興宗教信者の家族について

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有り難し有り難し 18

家族全員がとある新興宗教の信者で将来行くべき学校や就職などすべてその宗教のお告げで決めるのが家訓のような家で生まれ育ちました

私がその宗教に疑問を持ち始めたのは中学生の頃です 頭のいいコースに入りたかったのですが勉強がついていけなくなるからやめろと言われ母も最初は賛成していたのにそれを聞いて私にコースに行くのを諦めるよう説得するようになり泣く泣く諦めました 担任の先生もなんで?と驚いていたので宗教のことを話さず説明するのが大変でした

さらにお茶の水女子大学に行きたかったのですがここでも国立はダメと言われ私立がいいと言われたら母はここでもずっと国立に行くよう私が勉強をサボっていたら学費出してくれる父に申し訳ないと思わないのかと怒って勉強を強いていましたが急に早慶に行こうと言いました
お茶の水の過去問はなかなか買ってくれなかったのに私がもう諦めて早稲田に行きたいと言うとすぐに過去問買ってくれました

でもやはり早稲田は難しくて勉強疲れやストレスで体調を崩すことが多くなりました そこでも母は病院に連れて行くのではなくその宗教で相談いただいたら「あなたの娘さんは遊女の悪霊に取り憑かれているから体調がすぐれないんだだからお護摩しなさい」と言われたそうでそれを本気で信じています

また、早慶の中でもどこがいいか相談をいただいて慶應もいいと言われた途端早稲田落ちて慶應受かるんじゃないのと不謹慎すぎることまで言いました ようやくお茶の水女子大への気持ち整理して早稲田に集中しているところでそんなこと言われたくないです

慶應の過去問読んでこれは無理だと受けないと言っても受けてみたらどうかお寺でいいと言われたんだからと母も譲りませんでした
私の家ではその宗教が絶対服従なんです 少しでもそれ本当に信じられるのと疑ったらすごく怒られます

でも新興宗教ですしその宗教の人曰く未来が見えるらしいんですが絶対にあり得ないと思います
本当のお坊さんのご意見を伺いたく投稿しました。私はどうするべきでしょうか?その宗教に従わず自分1人で生きていきたいのですが実際それを実行した10歳年上のいとこは今家族全員から爪弾きにされています
それに今までそれに従うのが当たり前だったので逆らう勇気がないです 上にも書いたように体調を崩すことが多いので家族のサポートも必要です

2024年6月12日 21:15

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

早く独立してその信仰から離れなさい。

受験生さん、こんにちは。金剛座寺住職のソメカワと申します。

信仰宗教のお告げに従う親に振り回されているのですね。私は信仰宗教の研究をしていたので詳しいのでだいたいどの宗敎かわかります。

 親に飯を頂いている間は親に従うしかないので、早く自立をして自分の生き方を作る必要があります。大学に行ける学力があるかどうかは、親や新興宗教の問題ではなく、あなた自身の努力と実力の問題です。とりあえずは親に服従の意志を見せながら、親が薦める大学に入ってがんばって早く自立するか?大学に落ちたらすぐに自立して就職で離れて、自分で稼いで大学に行くか?大学は本来遊びの場ではないので、大学で勉強して専門性を作りたいと思うのであれば、あなたの努力で行けます。私も親の資金をもらわずに、新聞奨学生で働いてお金を稼いで大学を卒業しました。女性の新聞奨学生もたくさんいましたよ。18歳でも自分の意志が固く夢と目標を持っていければ自分の道は開けます。

 厳しい生き方だと思いますが、それが人間の本来の生き方です。今の日本人が経済発展で贅沢になってしまっているだけです。新興宗教に負けないように、早く親から自立して自分の人生を歩んでください。応援します。合掌

2024年6月13日 7:47
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あなた自身の人生ですから

拝読させて頂きました。
あなたはその様に宗教のお告げによって進路先まで決められてしまうことに疑問を抱いているのですね。詳細なあなたやご家族の皆さんや宗教団体のことはわからないですけれども、あなたがそう疑問に思ってしまうお気持ちはわかる様に感じます。あなたのそのお気持ち心よりお察しします。
何故それ程までにその宗教団体があなたの進路先についてあれこれと言ってくるのかはわからないですけれども、その宗教団体にとってはこれからもあなたの人生や未来に影響力を持っていきたいと、支配していきたいという意図があるのかもしれません。
あなたにこれからもその宗教団体の信者として生きてもらい活動してもらいたいと宗教団体は考えているのかと思います。
とはいえあなたは信仰の自由が保障されています。あなたが何を信じてどう生きていこうとしてもそれを妨げることはできません。ですからあなたがこれからの人生を何を信じてどう生きていきたいかは自ら判断することできるでしょうし、当然ながらあなたの進路も先ずはあなた自身の希望や意志が尊重されるべきかと思います。
新宗教の2世3世の問題はこれからも様々社会の中に出てくると思います。
できればその様に宗教団体のお告げや意向にあちこち左右されることなく、あなた自身の希望や意志で進路先や将来の道を検討なさり選択なさっていってはいかがでしょうか。
あなたが自らの意志で自らの人生を進み歩んでいかれます様に、あなたにとって本当に大切な生き方をなさり心から豊かに充実した毎日を生き抜いていかれます様に、皆さんとお互いを尊重し合いながら幸せに生きていかれます様に切にお祈りさせて頂きます。そしてあなたを心より応援させて頂きます。至心合掌

2024年6月13日 5:02
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Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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